毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

忘れていたが、冬だった。(2016年の年越しは青森で;その7)

イメージ 2 ▲帰省ラッシュも始まって、JAL2153便で僕も帰省の途につきます。

 2015年12月28日、雪が降っていた。

 京都で用事を済ませたりなんぞしていると、2015年も押し迫ってきました。そろそろ故郷へ帰って年越しの支度でもしよう。

 大阪伊丹空港へやってきて、これから乗るのは10:40発の青森行きJAL2153便。最初は19番ゲートと案内されていましたが、ゲート変更になり、いちばん端っこの24A番ゲートに。19番ゲートにはレジJA-223JをつけたJ-AirのEmbraer ERJ-170が入っていますが、これは11:50発の三沢行きJAL2163便のようです。

イメージ 1 ▲青森行きJAL2153便はゲート変更で24A番ゲートからの出発に。

イメージ 3 ▲いつものように伊丹では徒歩で搭乗。とんがりノーズです。

 大阪地方は、ところどころ切れ切れに青空が見えなくもない、雲が多めのお天気ですが、青森方面は雪のようで、JAL2153便も、青森空港に着陸できない場合は仙台へ目的地変更するか伊丹へ引き返すという条件付運航になりました。ちょっと不安ですね……
 
 10:25に搭乗が始まり、オープンスポットに停まっているJ-AirのEmbraer ERJ-170に乗り込み、4番A席に座ります。カレンダー的には帰省ラッシュが始まっているはずですが、搭乗率は半分弱と言ったところ。帰省ラッシュにはまだ早いのかな?

イメージ 4 ▲離陸していつもの左急旋回で進路を変えると大阪伊丹空港の全貌が目に入ります。

イメージ 5 ▲この日はターミナルビルもよーく見えました。

 10:35にドアクローズになって、プッシュバックせずに最初から自走でタキシングを始め、10:47に短い方のRWY32Rから離陸。離陸後すぐに左へ急旋回して針路を逆にすると、伊丹空港の全貌が機窓から見えるようになります。

 こんなに天気がいいのに、青森は着陸できないかもしれないほどの雪だなんてちょっと信じられんなー、などと思っていても、離陸後1時間ほどして、雲が一瞬切れた隙に眼下を見遣ると、眼下は一面の雪景色。確かに北国は雪なのであった。

イメージ 6 ▲離陸後約70分ほどして見えた眼下の景色は、白一色。

 しかし、青森上空の雪はもう止んでいるようで、機内アナウンスによれば、青森空港は現在除雪作業中で、除雪終了まで上空で待機し、除雪終了後は3番目に着陸する予定だとのこと。積雪量日本一の青森空港の運航を支える除雪隊「ホワイトインパルス」が今まさに活躍しているのでしょう。

 やがて上空待機も解けて、いったん陸奥湾上空へ出て針路をぐるりと変え、左には雲に隠れて見えない八甲田連峰の手前にある雲谷のスキー場が見え、新雪に覆われた田んぼを跨ぐ東北新幹線の高架を真下に見て、12:16にRWY24に無事着陸。定刻は12:10到着なので、それほど遅れずに済みました。ターミナルには、所定12:05発の羽田行きJAL144便がまだいて、出発に向けた作業をしていましたよ。

イメージ 7 ▲除雪待ちの待機が解けて、ファイナルアプローチ。半分真っ白い山が雲谷スキー場。

イメージ 8 ▲真下に新幹線の高架。ここに「はやぶさ」が走ってきてくれると最高なのだが。

イメージ 9 ▲きれいに除雪されたエプロンへタキシング。出発待ちのJALのB737-800は羽田行きJAL144便。