毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

津軽富士・岩木山(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その24)

イメージ 2 ▲大阪伊丹発青森行きJAL2151便。

 2015年9月25日、青年会議所全国大会。

 毎回大阪に来ると痛飲してしまうので翌朝起きるのがつらいのですが、今回は残念ながらいつもの「まる八とり友」が休みだったせいで軽く済み、翌朝も早起きして、伊丹空港へ向かいます。

 これから乗るのは07:55発の青森行きJAL2151便。21番ゲートでJ-Airのエンブラエル170が出発を待っています。

イメージ 1 ▲早朝の伊丹空港、明け方に雨が降ったみたい。

 ゲート前の搭乗待合スペースには、妙にスーツ姿が多い。しかも、みんな親しげに言葉を交わしているので、同じ会社の人々と見た。07:40過ぎに搭乗が始まって、3番A席に着席したけれど、76席の機内のほぼ半分、またはそれ以上が、同じ会社の人々で埋まったような印象。いったい青森で何があるんだ?

 怪訝に思いながら、JAL2151便は07:52にドアクローズとなり、08:11にRWY32Lから離陸しました。眼下に猪名川(「いながわ」と読むらしい。)を見ながら離陸して上昇、すぐに左へ急カーブを描いて進行方向を180度変える、伊丹空港RWY32からの離陸の定番風景です。進行方向が変わって左側の機窓から遠方に伊丹空港の全貌が眺められるのも好きです。

イメージ 3 ▲RWY32Lからの離陸直後に見える川は猪名川。

イメージ 4 ▲左へ急旋回して進行方向が変わると伊丹空港の全貌が眺められる。

 ところどころ雲はありますが、概ね地上の風景が楽しめる順調なフライトは、機内でうとうとしている間に早くも秋田県上空。大館市内の五色湖(山瀬ダム)が真下に見えた頃、その視線をずーっと奥の方へ移すと、早くも津軽富士岩木山に雄姿も見えてきました。

イメージ 5 ▲手前に大館市の五色湖、ずーーと奥の方に見える山が岩木山。

 その後数分で青森県上空へと入っていきますが、青森県上空もたいへん良いお天気で、地上の様子が手に取るように見えます。弘前駅周辺、弘前城址を中心とする濃い緑い覆われた弘前公園、北常盤駅などはホームの跨線橋までくっきりと見えています。
 
イメージ 6 ▲ほぼ真下に弘前駅。

イメージ 7 ▲弘前城址の深緑の広がり。

イメージ 9 ▲JR奥羽本線北常盤駅。

イメージ 8 ▲津軽富士岩木山と津軽平野の広がり。

 左手に北常盤駅のあたりを過ぎると、黒石市や浪岡町(現青森市浪岡地区)の水田の広がりを眺めながら、JAL2151便はどんどん高度を下げていき、09:21に青森空港RWY06にランディング。RWY24へのアプローチだと陸奥湾上空をぐるりと回るので海も見えて変化に富んだ眺めになるのですが、この日は北風卓越だったのか、RWY06へのランディングになってしまいました。

イメージ 10 ▲少しずつ稲刈りが始まっている津軽平野の水田。

イメージ 11 ▲東北自動車道上空を横切って最終アプローチ。

 所定09:15到着の羽田からのJAL141便がスポットインしているターミナルビルにこちらもスポットインして降機。到着ロビーへ出てみると、観光バスだか旅行会社だかの関係者が名札を掲げて到着客を待ち受けています。見れば、「青年会議所全国大会 尼崎青年会議所 神戸青年会議所」と書いてある。なるほど、この週末は青森で青年会議所全国大会が開かれるのね!機内で同じ会社の人たちと見えていたのは、青年会議所の人たちだったのか!(その後調べてみたところでは、このときの青年会議所全国大会は第64回で、会場は八戸だったそうです。)

イメージ 12 ▲羽田からのJAL141便がスポットインしている青森空港ターミナルビル。