毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

吹雪じゃないか!(2016年月イチ日本・12月編;その6)

イメージ 1 ▲羽田空港12番ゲートで出発を待つ青森行き最終便JAL151便。

 2016年12月10日、条件付き運航。

 成田空港からはリムジンバスで羽田空港へ移動。乗れたのは16:40発のリムジンバスで、羽田空港到着予定時刻は18:05。もし一本前の16:25発のバスに乗れれば羽田で18:25発の青森行きJAL149便に乗れるかもとも思っていたのですが、ムリみたい。しかも、実際に走ってみると、土曜日とは言えさすがに夕方は渋滞がひどく、羽田までかなり時間がかかってしまいました。16:25発のバスに乗れても間に合わなかったかもしれません。

イメージ 2 ▲レジJA-656JのJALのB767-300と第1ターミナルビルの明かりを眺めながらプッシュバック。

 JAL149便には間に合わないので、20:00発の青森行き最終JAL151便に乗ることにしました。この日のJAL151便は12番ゲートからの出発。機材はレジJA-314JをつけたB737-800です。

 到着機遅れのため、JAL151便の出発も少し遅れるようで、搭乗開始がはじまったのは19:55になってから。搭乗が始まる前に、ゲート前では、青森空港雪のため羽田空港に引き返すこともあるという条件付き運航になることがアナウンスされています。上海から東京へ移動してきてすっかり忘れてしまってましたが、今は12月半ば、冬でしたね……そりゃ雪も降ってますわな、青森は。しかし、引き返しはかんべんしてほしい。青森までちゃんと飛んでいけますように……

イメージ 3 ▲冬の東京は空気が澄んでいて夜景がキレイ。TDRと、妙に明るいのは浦安市運動公園陸上競技場。

イメージ 4 ▲銀河をひっくり返したらこんなふうになるかなと思うような息を呑むような都心の夜景。

 1番A席に着席すると、どうも隣席は空いたままのよう。平日の最終便ならぎっしり満席になるのがふつうですが、土曜日だからそうでもないのかな。

 到着機遅れの影響はそれほどではなく、20:06にドアクローズとなり、20:11にプッシュバックし、20:16にタキシング開始。20:24にRWY34Rから北へ向かって離陸すると、眼下には東京の夜景が一面に広がります。冬の東京は空気が澄んでいて天気も良く、夜景がキレイなのが定番ですが、それにしてもこの日のナイトビューはみごとです。

 しかし。

 到着が近づくと、「到着地の天候は雪、気温マイナス4℃」との機内アナウンス。高度を下げて雲の中に突入すると、ホントにすごい雪が降っているではないですか!こちらの速度が速いこともあり、横殴りの吹雪という感じです。主翼の先端で点灯しているランプもぼんやりかすむほど。これは本当に着陸できないかもしれない、と心配になりましたが、高度を下げて下げて、最後のところで雪と雲を抜け、なんとか21:26にRWY24にランディング。よく着陸できました!タキシーウェイやエプロンには引き締まった新雪が積もり、実に寒々と、冷え冷えとしています。ううう、降りたくないよう、寒いよう。

イメージ 5 ▲雲の中に突入すると激しい雪。

イメージ 6 ▲引き締まった新雪に車輪のあとがくっきりと残る青森空港のエプロン。