成田、同時着陸(2016年月イチ日本・12月編;その5)
▲成田空港RWY34へファイナルアプローチ。中央左端にJAL機が見える。
2016年12月10日、早や夕焼け。
長崎から四国と紀伊半島を突っ切ってひたすら東へとほぼまっすぐに飛び、JL874便は成田への最終着陸態勢に入りました。
日本時間で15時を過ぎた頃、機内アナウンスでキャプテンから、成田空港周辺はたいへん強い風が吹いていて、かなりの揺れが予想される旨の案内がありましたが、実際にはあまり揺れを感じることなく高度を下げていきます。
九十九里浜の海岸線が見えるようになってきた時、よくよく目を凝らしてみると、同じ方向に飛んでいるJAL機の姿が見えるではないですか。
▲RWY34Lへアプローチ中のJAL機との同時着陸になりそうです。向こうもギアを出しました。
こちらはRWY34Rへ、向こうのJAL機はRWY34Lへ、同時着陸の態勢になったようです。向こうはどこから飛んで来たフライトでしょう、機材はB787のように見えますが、それ以上のことはわかりません。RWY34Lの方が手前にあるので、高度は向こうの方がこちらより少々低めという感じです。
さすがに12月、あと10日もすれば冬至を迎えるだけあって、日は短く、西日は早くも茜色に染まりつつあります。
そんな夕陽の中を、こちらは16:00ジャストにRWY34Rにランディング。飛行時間は2時間11分、上海からはやはり近いですね。16:09に95番ゲートにスポットインして、降機が始まります。浦東空港の離陸の順番待ちで生じた遅れはだいぶ縮まったので、本当に急いで飛んでくれたのかもしれません(笑)。
▲早や夕焼けのようは日差しの中を、RWY34Rにまもなくランディング。
▲所定到着時刻16:00のところ、遅れを多少回復して16:09にスポットイン。