毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

瀋陽空港けっこう大雨(旅するニッポン、春たけなわ;その45)

イメージ 2 ▲どこかから飛んで来たANA機が成田空港RWY16Rへランディング。

 2016年4月12日、まさかの大雨。

 「かがやき504号」で10:20に到着した僕は、東京駅地下ホームへ移動して、10:33発の2017M特急「成田エクスプレス17号」で成田空港へ向かいます。「成田エクスプレス17号」は、新宿方面と横浜方面からの列車の併結がなく、新宿からの6両編成だけで走る列車です。

 JAL派の僕はいつもなら「空港第2ビル」駅で降りるところですが、この日は中国南方航空に乗るので、終点「成田空港」駅まで乗り通します。「成田空港」駅到着は10:58です。

イメージ 1 ▲全区間6両編成で運転される「成田エクスプレス17号」。

 これから乗るのは、13:25発の瀋陽行き中国南方航空CZ628便。この日は22番ゲートからの出発で、機材はレジB-6271をつけたA321-200です。

 12:55に搭乗開始となり、35番K席に着席。驚いたことに、日本人客室乗務員が乗務しています。CZ便で日本人乗務員にお目にかかったのは初めてだなあ。

 そして13:24にプッシュバック開始となり、13:45にRWY16Rからテイクオフ。高度を上げながら太平洋上に出て、それから180度旋回して、再び九十九里浜を跨いで房総半島上空に戻り、右手に成田空港を眺めながら西へと飛びます。

イメージ 3 ▲まずは太平洋上へ。中央の川は九十九里町の作田川。河口の片貝漁港にはいわし資料館も。

イメージ 4 ▲洋上で180度旋回し、再び九十九里浜を跨いで陸地上空へ。

イメージ 5 ▲右側にはさっき飛び立ったばかりの成田空港の全景が。

 しかしその後は雲上飛行となり、地上の景色はまったく見ることができなくなりました。シートテレビはなく、天井の共通モニターでは日本映画「あん」(樹木希林、永瀬正敏主演。名作。)が上映されていて、フライトマップを見られないので、どこを飛んでいるかもわかりません。

 機内食は、ビーフかポークからのチョイスで、僕はビーフ。ビーフの煮込みのようなものにニンジンとチンゲンサイが添えられて白いごはんとともに温めてあり、他には茶そばと丸パン、そしてフルーツ。成田で積み込んでいるからか、味はかなりまともで、エコノミークラスの機内食としては十分じゃないでしょうか。

イメージ 6 ▲けっこうちゃんとおいしかった機内食。

 雲は厚く、最終着陸態勢になるまで雲上飛行が続き、高度を下げていってようやく雲の下に出たと思ったら、瀋陽は珍しく雨。窓に雨が打ちつける中を、15:50、瀋陽桃仙空港のRWY24に着陸し、31番ゲートにスポットインしました。今回の飛行時間は3時間05分でした。

 地上も雨は本降りで、瀋陽空港は空港から市内への交通事情がよろしくないので、どうやって家へ帰ったものかと憂鬱になりながら降機。まともなタクシーが見つかりますように……

イメージ 7 ▲雨の瀋陽空港に到着したCZ628便。