毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

メトロポリタン・ナイトビュー(夏の旅、北へ南へ時々台風;その49)

イメージ 1 ▲琵琶湖にたなびく夏霞があかね色に染まり始めてます。

 2016年8月21日、夕焼け。

 18:15に小松空港を離陸したJAL190便、富山出発便と同じようにそのまま南東へ飛んで新潟長野群馬上空を飛んでいくのかと思いきや、日本海上空でぐるりと旋回して針路を南にとりました。
 
 雲上飛行ではないものの、かなり霞んでいて、地上の景色はあまりよく見えませんが、離陸後12分ほどで、右手には大きな湖らしきものが見えてきました。琵琶湖ですね。琵琶湖の東側を飛んでいるようです。右前方に目をこらすと、伊勢湾に浮かぶ中部国際空港セントレアも確認できます。

イメージ 2 ▲右前方には、伊勢湾に浮かぶセントレア。

 名古屋あたりまで南下してきたJAL190便は、そろそろ東へ針路を変え、本州の太平洋沿岸を見下ろしながらの飛行になったようです。渥美半島に抱き込まれた三河湾や、ほぼ真下には天竜川の河口などもよく見えました。

イメージ 3 ▲渥美半島と、その内側の三河湾。

イメージ 4 ▲天竜川の河口ですね。

 しかし、天竜川の河口が真下に見えて少しすると急に揺れ始め、18:38にはシートベルトサインが点灯。眼下は一面の雲に変わり、その直後に完全に雲の中に突入しました。

 ようやく雲の下に出ると、そこには東京の夜景が一面に広がりました。 夜景の中に、マリンスタジアムが間近に見えました。東京湾上空で左に大きく旋回を始めると、右側の機窓が西を向き、まだ夕焼け色が残る西の空が遠くに見え、地上の夜景と茜色の帯とその上に厚く広がる黒雲の三層になった風景を眺めながら、高度を下げていきます。

イメージ 5 ▲中央がちょうど海浜幕張駅周辺。

 そして19:08、RWY22にランディング。飛行時間は53分。その直後から、着陸機はRWY34に降りるようになったので、風が変わったのでしょう。

 19:16に6番ゲートにスポットイン。到着機は、このあと所定19:40発の岡山行きJAL241便になるようですが、こちらが20分ほど遅れて到着してしまったので、岡山行きの出発も多少遅れることでしょう。

イメージ 6 ▲左旋回で窓が西を向くと、西の空にはまだ夕焼けが残っていました。

イメージ 7 ▲都心の夜景、わずかに残る夕焼け、そして黒雲の空の中をRWY22へ降りていきます。