毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

突然ジャンボ登場。(夏の旅、北へ南へ時々台風;その48)

イメージ 1 ▲小松空港で出発を待つ羽田行きJAL190便。

 2016年8月21日、カーゴルクスじゃない。

 金沢駅では6分の乗継時間で小松空港行き連絡バスに乗ろうと思っていたのですが、急いで駅舎を出てバスのりばの方へ行こうとすると、むちゃくちゃ長蛇の列が目に入り、「なんじゃこりゃ~」と脱力。「小松空港行き出発しまーす」という声が聞こえるけれど、これはとても乗れんと駆け込む気力もなくあきらめてバス停へ到達。ところが、この長蛇の列は、16:10発の山中温泉行き「加賀ゆのさと特急」を待つ人たちの列ではないか!なんとまぎらわしい(-_-#)。じゃあさっきのに乗れたかもしれないじゃないか!

 そんなわけで予定より一本遅いバスで小松空港へ行くことになり、あわただしく搭乗ゲートへ前進。これから乗るのは17:45発の羽田行きJAL190便です。

イメージ 2 ▲仙台から到着したIBX063便。

 小松空港の搭乗待合室と各ボーディングブリッジとをつなぐ通路は搭乗客と降機客の共用となっていて、ちょうど仙台から到着したアイベックスエアラインズIBX063が到着したため、その降機客を先に通すために、こちらの搭乗がなかなか始められません。17:40を過ぎてようやく搭乗ができ、16番K席に着席して見回すと、ほぼ満席のようですね。

 ここで機内アナウンス。羽田行き航路が非常に混雑しており、羽田管制からの指示に従って出発することになっているとのこと。17:55にドアクローズになりましたが、18:01になって今度は機長から、「羽田管制から、18:17に離陸するようにとの指示が出ているので、プッシュバック開始は18:05になる見込み」とのアナウンスがありました。

イメージ 3 ▲突然現れたジャンボにびっくり。

イメージ 4 ▲いつものカーゴルクスかと思ったら、違った。

 18:04にプッシュバックが始まりました。すると、機窓の外に、突然ジャンボジェットが登場。小松空港には以前からカーゴルクスが就航しているので、それかと思ったら、違った。やはり貨物機のようではありますが、なになに?「シルクウェイ・ウェスト・エアラインズ」?いったいどこの航空会社?

 あとで調べてみると、なんとアゼルバイジャンの首都バクーに本社を置く貨物専門航空会社だそうな。2016年1月24日に就航し、木曜と日曜の週2便、バクーと小松の間を飛んでいるらしい。この日は日曜日だったので、到着したのは7L603便。機材はレジ4K-SW008をつけたB747-400Fでした。いやー、珍しいもの見られたなー。

イメージ 5 ▲西日のせいでシルエットになりかかっている小松空港ターミナルビル。

 そこへ今度は羽田からのANA755便が到着したので、そのスポットインを待って、こちらは18:09にタキシングを開始しました。

 離陸は、羽田からの指示より少し早く、18:15にRWY06から。このまま東へまっすぐ飛んでいくのかと思いきや、日本海上空に出ると旋回を始め、南へ針路をとるようです。あれ、小松から羽田へ行くのに、いつもこういうルートだったかな?

イメージ 6 ▲富山方向へのびる日本海の海岸線。海岸線に沿って北陸自動車道が走っているのがよくわかる。