毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

東北縦断(月一帰省7月ver.;その4)

イメージ 1 ▲青森発羽田行きの機窓から、太平洋が見えてきました。

 2015年7月26日、太平洋を眺めながら。

 横手市上空から更に8分ほど飛ぶと、左の機窓からは遠くに海が見えてきました。あれ?青森~羽田線では海はいつも見えていたかな?いつもより東寄りのルートを飛んでいるのだろうか?それとも、いつも右側の席ばかりだったか、左側に座った時は天気が悪かったかで、見逃していたのだろうか?

 あとで地図を見てみると、山形市内上空ぐらいまで飛んでくると、実は意外にもう太平洋は近いんですね。これならいつも見えているはずで、今まではたまたま見逃していたのでしょう。

イメージ 3 ▲手前から奥へ流れるのが白石川、右から左へ流れて合流しているのが阿武隈川。

イメージ 2 ▲合流したあとの阿武隈川はくねくねと蛇行して太平洋へ流れ込んでいます。

 けっこう幅の広い川が見え、河口の直前で急カーブを描いて蛇行してから、太平洋に流れ込んでいます。これは阿武隈川。岩沼駅のすぐ南のあたりで、東から流れてくる白石川が阿武隈川に注ぎ込んで合流し、川幅が増した阿武隈川がくねくね蛇行しながら太平洋に流れ込んでいます。河口のすぐ南には「鳥の海」という小さな湖のような沼のようなものがあるはずですが、写真ではよくわかりませんね。

イメージ 4 ▲機窓の景色は福島県に入って、相馬港が見えます。

イメージ 5 ▲その更に南の海岸に何か建物があるのを発見?

イメージ 6 ▲もしやあれが福島第一原発か?と思ってズーーーーム!!

 更に少し南下すると、機窓の景色は福島県へと入り、比較的大きな港が見えているのは相馬港。港の南側には、松川浦というわりと大きな潟湖(南北5km、東西3km)があるはずですが、写真では手前に雲が浮かんでいて、よくわかりませんね。

 このあたりの太平洋岸の海岸線はほとんど入り組んでなくて、単調でゆるやかな海岸線がつづくので、海岸線に何かあると目立つのですが、松川浦から更に南下したところで、海岸線に建物群が見え、おお!あれはもしや福島第一第二原発では??と思い、カメラを思いっきりズームしました。しかしこれは東北電力原町火力発電所でした。福島第一第二原発はもっとずっと南ですね。

イメージ 7 ▲窓の下に見えた小さな空港は「龍ヶ崎飛行場」。

イメージ 8 ▲遠くには成田空港も。

 茨城県上空にさしかかってくれば、そろそろ最終の着陸態勢で、高度を下げていきます。おや、眼下の一面田んぼの中に短い滑走路。常磐線の佐貫駅から出ている関東鉄道竜ヶ崎線の終点竜ヶ崎駅からほぼ真東へ3kmほどのところにあるこの滑走路は「龍ヶ崎飛行場」。調布飛行場から伊豆諸島へ定期便を飛ばしている新中央航空が所有するだそうで、滑走路長は800m、RWYは08/26です。

 そしてそのずっと向こうに見えているのは、天下の成田空港。羽田空港も国際線がかなり充実してきましたが、国際線のオペレーションならまだまだ成田空港の方に軍配が上がるように僕は思います。

 我がJAL144便は、RWY05/23を上空で横切って、13:17にRWY34Rへ無事着陸。着陸直前にRWY05エンドに入ろうとしているのが見えたのは12:40発のエバー航空台北松山行きBR191便のA330でしょうか。

 13:26に8番ゲートにスポットイン。この機材はこのあと、14:20発の北九州行きJAL375便に変身するのでした。

イメージ 9 ▲RWY05/23の上空を横切って、羽田空港RWY34Rへ着陸。離陸機は台北松山行きのBR191便かな?