毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

晩秋冷雨の青森空港(2016年月イチ日本・11月編;その10)

イメージ 1 ▲青森空港は秋雨模様。機窓も雨のしずく。

 2016年11月13日、東京は穏やかな晴れ。

 今回の打ち合わせ帰国の用事は済んだので、瀋陽に帰ります。この日の青森は雨、空港周辺もどんよりとした厚い雲に覆われて、雨が降っています。これから乗るのは12:15発の羽田行きJAL144便。羽田到着後はそのまま北京行きのJAL便に乗り継ぐので、青森空港でスルーチェックインしてしまいます。地方空港でもスルーチェックインできるのはたいへんラクでありがたい。

イメージ 2 ▲離陸直後の空港周辺の山林には谷間に少し雪が残っていました。

 この日のJAL144便はレジJA-347JをつけたB737-800での運航。12:03に搭乗し、クラスJの2番A席に着席。機内は満席です。

 12:16にドアクローズとなり、12:22にタキシングを始めましたが、RWYエンドまで来ても機内のエマージェンシーデモの放映が終わらなかったので、放映が終わるまで待ってからRWYに入りました。中国の航空会社ではエマージェンシーデモをちゃんと行ったかどうかに無頓着なことが時々ありますが、日本の航空会社はさすがにしっかりしてますね。12:29、RWY24から離陸です。離陸直後は、まだ紅葉の名残が感じられる空港周辺の山林が眼下に広がりますが、谷になっているところには11月に入ってから降った雪がまだ少し残っていますね。

イメージ 3 ▲離陸後30分弱で太平洋が間近に。名取市から仙台市にかけての海岸線がきれいな曲線を描きます。

イメージ 4 ▲まだ青々とした緑が広がる関東地方、千葉県市原市の高滝ダムあたり。

 雨が降っていたのは、青森空港周辺ばかりで、離陸してみれば、そんなに天気は悪くない。南に下ってくれば残っていた雲もなくなり、仙台市から南へのびる太平洋の海岸線もきれいに見えました。

 関東地方は、青森から来てみると、もう11月に入ったとは思えないほどまだ緑が青々としています。最終の着陸態勢に入って高度を下げていくと、左側の機窓からは、RWY05から離陸した西行きの飛行機でしょうか、遠ざかっていく小さな機影が見えます。

 やがて、木更津から君津へかけての埋め立て地の工場地帯とそのずっと奥に富津岬を眺めながら東京湾上空に出て、13:30、羽田空港RWY34Rに離陸、13:35に10番ゲートにスポットインとなりました。東京は白雲はあるものの穏やかな秋晴れで、気持ちがいいですね。

イメージ 5 ▲RWY05から離陸したと思われる西行きの機影を眺めながら高度を下げます。

イメージ 6 ▲木更津から君津にかけての工場地帯。いちばん奥に富津岬。

イメージ 7 ▲10番ゲートにスポットインした青森からのJAL144便。