毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

どうしてもカレーが食べたくて。(月一帰省7月ver.;その5)

イメージ 1 ▲羽田空港国内線第1ターミナル到着ロビーに新しくオープンしたカレー屋さんでランチ。

 2015年7月26日、続く成田闘争。

 13:25に羽田到着後、北区西ヶ原4丁目にあるいつもの床屋で散髪してから成田空港へ向かうことを考えていましたが、今回はわけあって、キャリーバッグの他に、重い荷物が入った大きなスーツケースも抱えており、しかも、遅くとも日暮里発16:25発のスカイライナーに乗らなければ、香港行きに間に合いません。しかも、この日は超暑い!とても重たいスーツケースをごろごろ転がしながら猛暑の中を走り回る気にはなれない。

 そこで、今回は散髪はなし。これで時間の余裕ができた。となれば、まずお昼を食べよう。

 羽田空港第1ターミナル到着ロビーと言えば、常にカレーの匂いが漂っていることで有名。作家・浅田次郎氏も、JALの機内誌でかつてそのように指摘していた(笑)。その匂いの源は「ライブカレー」というお店だったのですが、そのお店は去年の6月に姿を消し、7月末に新しくオープンしたのが「カレースマイル」。どうしてもカレーが食べたかったので、今回はここで「ポークと野菜のカレー」に「チキン唐揚げ」をトッピング。やっぱりカレーってついつい食べたくなりますよね(^^)。

イメージ 2 ▲野菜を後載せするカレー店はよくあるが、その場合、野菜が硬いことが多いのが難点よね。

 カレーを食べ終えて、余裕でリムジンバスで成田空港へ移動。成田からは、18:15発のJL735便で香港へ戻ります。

 この日は猛暑でしたが、お天気も良く、暮れゆく成田空港からもなかなか美しい夕焼けが見えました。この日のJL735便は、レジJA-614JをつけたB767-300ER。香港から飛んで来たJL736便が96番ゲートに到着し、これが折り返しでJAL735便となって香港へ戻るのです。

イメージ 4 ▲タキシング中のJL735便の機窓に広がる夕焼け。

 17:57に5番K席に着席すると、またまた隣席が空いたまま、18:13にドアクローズ。これはかなりゆったりしたフライトが楽しめそうです。

 離陸はA滑走路の方からということで、第2ターミナルから第1ターミナルを越えてA滑走路まで長々とタキシング。その間に機窓からは、春秋航空日本やピーチの機材がとまっているのが見え、成田空港がLCCの拠点としての役割を強めていることをひしひしと感じました。LCC台頭が強まる中でがんばっている先輩格のリージョナルエアラインIBEXもとまっています。小松~成田線にはいつもお世話になっとりますm(__)m。

イメージ 5 ▲乗りたいとは思わないが、春秋航空日本。

イメージ 7 ▲成田への参入を果たしたピーチ、勢いはとどまるところを知らず。

イメージ 6 ▲小松~成田線ではお世話になってるIBEX。最近1日2往復から1往復に減ってしまいました。

 成田空港の敷地内には、今も建設反対派の団結小屋などが残っていて、B滑走路への誘導路がへの字に曲がっているのは有名な話ですが、A滑走路とB滑走路を結ぶ、本来であればC滑走路ができていたあたりにも、鉄柵に囲まれた団結小屋が残っています。「横堀大鉄塔」と呼ばれているもので、今も活動が続けられているとのこと。成田空港が1978年に開港して早や37年、この問題が解決するのはいったいいつのことなのか……

 そんな横堀大鉄塔の前を通り過ぎて、A滑走路が近づいてくると、夕陽をバックに、A滑走路を離陸する飛行機、そして、シルエットになっている第2ターミナルにスポットしているあの飛行機は……なんだ、中国国際航空かいな!!

イメージ 3 ▲鉄柵に囲まれた「横堀大鉄塔団結小屋」の前をA滑走路へとタキシング。

イメージ 8 ▲夕陽をバックに離陸したのはどこへ行く飛行機か。右に駐機しているのはエアチャイナ。