毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

悪天候で航路変更(2017年月イチ日本・9月編;その9)

イメージ 2 ▲機内食では和食をチョイス。実は白いごはんがとてもおいしい。

 2017年9月21日、少し南を飛んだらしい。

 出発が遅れたこともあり、ブランチというよりはすっかりランチになった機内食が始まります。

 ドリンクサービスではアルコールは遠慮して、ペリエでいいや。おつまみは、減載になった「ドライなっとう」をお願いしたところ、2袋もらえました。

 この日の洋食のメインは「牛フィレ肉のグリル カシスソース」か「海鮮黒胡椒炒め ご飯添え」の2種類があり、青森を発つところから何も食べていない僕としては「海鮮黒胡椒炒め」にも惹かれましたが、日本発の便ではやはr和食がおいしかろうと思い、和食をいただくことに決定。

イメージ 1 ▲ドリンクサービスでは控えめにペリエを選択。「ドライなっとう」コールで2袋もらえました

 和食の方のメインである「台の物」は「鮭みぞれ煮」。マイタケ、エノキダケ、ニンジン、水菜、焼きネギが添えられ、良いおだしのみぞれダレがたっぷりとかかって、ごはんにも良く合います。野菜もたっぷりのやさしいお味はさすが日本で調製されただけはあります。

 前菜箱には、「野沢菜 たくあん」、「季節野菜と茸の炒め物 ポン酢おろし掛け」、「豆乳豆腐 栗甘露煮添え」、「豚胡麻和え」、「海老艶煮、鱈子昆布 鰊甘露、玉子焼 いかうに焼き串 重ね椎茸 酢取り茗荷」。一つ一つが上品で、味も良し。とりわけ、鱈子昆布やいかうに焼き串、鰊甘露なんかは、日本酒がほしくなる~~。これに白いご飯と味噌汁がついて、量も十分です。デザートは大きいカップのハーゲンダッツアイスクリーム。なんかつい飲みたくなって、赤ワインもお願いしちゃいました。

イメージ 3 ▲この色とりどりな料理の数々には、日本酒がほしくなってしまいます。

イメージ 4 ▲メインの「鮭みぞれ煮」、野菜もたっぷりで、これで102キロカロリー、洋食の三分の一のカロリーやで。

イメージ 5 ▲デザートの段になって赤ワインもいただき。結局こうなるのよね。

 食事を終えてまったりしていると、眼下に美しい海と島々が見えてきました。

 いや、おかしいな。東京~香港路線で、こんな美しい島々がいつも見えていたかな?僕の覚えている限りでは、宮崎県の日向市や宮崎市あたりから鹿児島県にかけて斜めに横切って、そのまままっすぐ台北上空へ至るので、こんな島々は見えなかったと思うんだけどな。

 あとで写真と地図を突き合わせて調べてみると、この美しい島々は石垣島周辺の島々であることが判明。石垣本当の南西沖に浮かぶ竹富島、サンゴ礁に囲まれているのは西表島の南東に浮かぶ黒島や、上地島・下地島から成る新城島(あらぐすくじま)、波照間島などのようです。

 ということは、出発前にアナウンスされていた悪天候を避けて、いつもの航空路より南側の、沖縄本島から宮古列島、八重山列島のラインを通る航空路を選んで飛んでいるのですね。結局、JL029便は、通常であれば台北上空を通過していくところ、この日は台湾本島の最南端を通過していきました。この航空路でも距離的にはそんなに違わないような気がするけど、それでもやはり遠回りは遠回りで、燃料が追加で必要なんですね。

 それでは、機上からの美しい島々の風景を、見えた順に、どうぞ。

イメージ 6 ▲サンゴ礁が点在するコバルトブルーの海が突然眼下に見えて驚き。右は石垣島、中央は竹富島です。

イメージ 7 ▲竹富島。島の中央に集落が集まっているのがよくわかります。

イメージ 8 ▲サンゴ礁に囲まれた感じが美しい。右は黒島、左は新城島、上は西表島。

イメージ 9 ▲黒島にズーム!島の形から「ハートアイランド」とも。一周13km弱で、牛の放牧が盛んだとか。

イメージ 10 ▲新城島にズーム!西表島の南東約7km。右が上地島、左が下地島。「離れ」が語言の「パナリ島」とも。

イメージ 11 ▲日本最南端の有人島・波照間島。約500人が住んでいるそうです。行ってみたいなあ。