羽田空港同時離陸（2017年月イチ日本・7月編；その20）

▲羽田空港国際線ターミナル112番ゲートで出発を待つ北京行きJL025便。

　2017年7月25日、東京湾上空左旋回。

　これから乗る16:50発の北京行きJL025便は、この日は112番ゲートからの出発。機材はレジJA-823JをつけたB787-8「ドリームライナー」です。

　16:38に搭乗し、アップグレードしたビジネスクラスの3番K席に着席。残念ながら最新の「JAL SKY SUITE」シートではなく「JAL SHELL FLAT NEO」シートで、プライベートな空間という点では劣りますが、北京ぐらいまでの短距離フライトならばこれで十分です。北京便はビジネス需要のドル箱路線でもあるので、ビジネスクラスはビジネスおじさんたちでいっぱいです。シートTVによれば、この日は北京までの2,092kmを3時間05分で飛ぶ予定となっています。

▲ボーディングブリッジから見るドリームライナーの横顔。

　16:50の定刻にドアクローズとなり、16:53にプッシュバックし、16:58にタキシング開始と、順調に出発していきます。

　離陸は、17:08にRWY16Lから。ちょうどRWY16RからのANA機と同時離陸となり、右側の機窓からは、離陸して上昇するANA機が見えています。どこへ行くANA機でしょうか。しかし、こちらは東京湾アクアラインまで行かないうちに高度を上げながら左に急旋回し、向こうは右カーブで川崎、横浜沖上空へと向かうので、同時離陸の2機はすぐに離れ離れとなってしまうのでした。

　左旋回したこちらの機窓からは、ZOZOマリンスタジアムや幕張メッセがよく見えますが、やがてすぐに雲の中に入り、あとはずっと雲上飛行が続くこととなりました。