毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

冬晴れの関東を飛ぶ(2017年月イチ日本・2月編;その8)

イメージ 1 ▲羽田空港国際線ターミナルに別れを告げてタキシング開始。

 2017年2月26日、クロスランウエイ。

 羽田発広州行きJL087便のビジネスクラスは、24席中14席が埋まり、08:46にドアクローズ。08:49にプッシュバックで08:54にタキシング開始と、いたって順調ですが、ここから先はなかなかスイスイとはいきません。D滑走路のRWY05からの離陸になるようですが、そこまで行くのがとにかく遠い。おまけに日曜日とは言え、朝の出発ラッシュの時間帯なので、離陸できるまではけっこう時間がかかります。

イメージ 2 ▲RWY34LへのJAL機の着陸を待って、A滑走路を横切ります。

イメージ 3 ▲A滑走路を横切ると、今度はすぐにANA機が着陸。

 そして09:15、広州行きJL087便はRWY05から離陸。すぐに右へ急カーブを描きながら高度を急激に上げていきます。

 この日関東地方はよく晴れ渡っていて、地表近くは少し霞んでいますが、上空からの景色は十分に楽しめます。RWY05から離陸すると、右へ右へと旋回して、まずは方向転換。針路を西に変えると、右側の窓際席に座っている僕からも東京湾や都心部が一望の下に見渡せるようになりました。手前には、今飛び立ってきたばかりの羽田空港の全貌が手に取るようにハッキリ見えます。あいかわらずRWY05エンドには出発機の行列ができていて、一機また一機とRWY05から離陸して行くのがよく見えます。

イメージ 4 ▲晴れた青空へRWY05から離陸。東京湾アクアラインの換気塔「風の塔」がぽつんと見える。

イメージ 5 ▲今飛び立ってきたばかりの羽田空港の全貌が一望の下に。

イメージ 7 ▲こんなにはっきりくっきり見えるのも珍しいかも?

イメージ 6 ▲行列ができているRWY05から離陸したANA機もくっきりと。

イメージ 8 ▲右端に羽田空港。正面は多摩川河口の西側、東扇島の埋め立て地のあたり。地平線まで晴れてます。

 関東平野の地平線まで見晴るかすことができるほどこの日は快晴。西へ飛行を続けて関東平野が山地に変わると、今度は点在する湖なんかがよく見えてきます。

 最初に目についたのは、東丹沢の宮ヶ瀬湖。これは宮ヶ瀬ダムによるダム湖ですが、ちょうど真ん中ぐらいに「やまびこ大橋」がかかっているのが特徴です。

 それから河口湖と西湖。続いて本栖湖も見えてきます。ん?ということは右側の機窓からは富士山は見えないってことかな?南方の広州行きなので南寄りの航路かと思ったらそうじゃないんですね。残念、こんなに天気がいいのに。

イメージ 9 ▲東丹沢の宮ヶ瀬湖。ダム湖です。

イメージ 10 ▲河口湖と西湖。奥の方の山梨県笛吹市街地もよーく見えます。

イメージ 11 ▲本栖湖。右側には青木ヶ原の樹海が広がっていますが冬枯れの季節だとよくわからんですね。