毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

羽越本線北上(謹賀新年!暖冬東北ぶらり旅;その12)

イメージ 6 ▲10分停車の村上駅で、ホームに降りてひといきいれる。

 2017年1月2日、きらきらスポット。

 新津発酒田行き普通列車823Dは、わずかな乗客を乗せて定刻06:16に新津駅を発車しました。

 外はまだ真っ暗で、ひと駅ひと駅丁寧に、京ヶ瀬、水原、神山、月岡と停車していきます。「水原」は「みずはら」と読みたいところですが、正しくは「すいばら」です。新津を出て20分後の月岡では、ようやく空に明るみが出てきたような感じがします。そろそろ夜明けでしょう。

イメージ 1 ▲新津から二駅めは「みずはら」ではなく「すいばら」の「水原」。

イメージ 2 ▲四駅めの月岡で、夜がそろそろ明けてきた感じ。

 白新線との分岐駅・新発田には06:45に到着し、3分の停車。羽越本線唯一の優等列車である特急「いなほ」は白新線を通るので、新津~新発田間は優等列車の走らない寂しい区間です。以前なら、上野~青森の昼行特急「いなほ」(後の「鳥海」)や寝台特急「日本海」、「あけぼの」など多くの優等列車がばんばん走っていたのにね。

イメージ 3 ▲白新線との分岐駅・新発田に到着。

 新発田を06:48に発車し、加治、金塚、中条、平木田と進んで、米坂線への分岐駅・坂町には07:11の到着。米坂線の一番列車は07:42発の米沢行き1128Dまであと30分ほどあります。こちらは坂町での停車時間はほとんどなく、すぐに発車。平林、岩船町と停まって、07:24、新津から1時間ちょっとで村上に到着です。村上では10分停車するので、ホームに降りてひといきいれることが可能です。

イメージ 4 ▲米坂線との分岐駅、坂町。米坂線の米沢行き一番列車まではまだあと30分。

 羽越本線の観光列車と言えば、快速「きらきらうえつ」。村上駅2/3番線ホームに降りてまず目を引くのは、この「きらきらうえつ」仕様の駅名標。「きらきらうえつ」停車駅は「きらきらスポット」ということで、隣駅の表示も「きらきらうえつ」停車駅である「桑川」と「新発田」の表示になっています。「きらきらうえつ」には、ちょうど10年前の2007年8月に一回乗ったことがあります(そのときの記事はコチラ。)。最近は秋田まで足を伸ばす運行もあり、なかなか息の長い人気列車だと言えましょう。

イメージ 5 ▲観光快速列車「きらきらうえつ」停車駅の駅名標は特別仕様。