毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

初夢見たか、新潟駅。(謹賀新年!暖冬東北ぶらり旅;その9)

イメージ 2 ▲05:00発越後線吉田行き普通列車120M。

 2017年1月2日、積雪ゼロ。

 元日の夜、新潟市内は風雨模様。雪じゃなくて雨だというのが、今冬がいかに暖冬かを物語っています。

 初夢も見ずに目が覚めた1月2日、風雨や止み、まだ真っ暗の、朝5時前の新潟駅にやってきました。きっとまだ初夢中の人も大勢いるでしょうに、なんでまたこんなに早く起きてきたかと言いますと、いやいや久しぶり、新潟駅スタートで、各駅停車の旅でもしてみようかなと思いまして!

イメージ 1 ▲まだまったく夜が明ける気配のない夜空の下の新潟駅在来線ホーム。

 ヘッドライトを点けて1番線で出発を待っているのは、越後線の吉田行き普通列車120M。車両はE127系直流電車で、帯の色はグラスグリーンと青磁グリーンの2色です(2次新潟色というらしい。)。2両編成の後方車両運転席直後のドア脇には「SLばんえつ物語キャラクター・オコジロウ」のイラストステッカーが貼ってあります。2012年に生まれたキャラクターで、今では「オコミ」という彼女もいるらしい。モデルはもちろん動物のオコジョですが、オコジョと新潟の関係は?

イメージ 3 ▲後方車両運転台乗降ドア脇には「SLばんえつ物語キャラクター・オコジロウ」のイラストが。

 吉田行き120Mが発車してすぐ、2番線には、115系電車のN-7編成が入線してきました。こちらは「3次新潟色」といわれる白地に淡い青と青の帯を巻いています。新型車両への置き換えが進む中、現役で元気に活躍中の貴重な国鉄時代の車両です。先頭車両の「普通」と表示された列車種別表示幕も、車側の行き先表示幕も、LED表示に改造されることなく、巻き取り式の幕のままだというのがうれしいです。

イメージ 4 ▲2番線に入線した05:17発の長岡行き普通列車420M。

イメージ 5 ▲「普通」も巻き取り式のまま。「N-7」という編成表示も。

イメージ 6 ▲「長岡」という行き先表示も巻き取り式幕のまま。

イメージ 7 ▲ホームに人影はなく、手動開閉式のドアは閉まったまま。

 この列車は、05:17発の長岡行き普通列車420M。信越本線長岡方面行きの一番列車です。ホームに人影はなく、車内はガラガラで、手動開閉式のドアはどこも閉まったままです。新年2日目の汽車旅は、この420Mからスタートするのです。

 新潟駅から3方向へ伸びる在来線は、信越本線と越後線と白新線。それぞれ隣駅は、信越本線が越後石山、越後線が白山、白新線が東新潟です。まだ真っ暗の中、まずは420Mで、次の停車駅は越後石山です。

イメージ 8 ▲在来線が3方向へ伸びる在来線新潟駅の駅名標。