毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

元日の「とき345号」(謹賀新年!暖冬東北ぶらり旅;その8)

イメージ 1 ▲23番線のE2系は、19:48発の那須塩原行き「なすの269号」。

 2017年1月1日、E2系三昧。

 元日の日が暮れて、2017年の初夢を見る支度をしなければならないところですが、この日の旅はまだ続きます。
 
 羽田空港から東京駅に出て、上がってきたのはJR東日本新幹線ホーム22/23番線ホーム。夜7時半を回ったばかりだというのに、ホームにはほとんど人影がありません。23番線には19:48発「なすの269号」那須塩原行きが停車中で、22番線に19:48着の仙台・山形始発の「やまびこ・つばさ154号」が到着するのを待って発車していきます。「やまびこ・つばさ154号」の到着を待つ車内清掃チーム「JR東日本テクノハートTESSEI」のスタッフの数の方が多いくらいです。さすが元日。

イメージ 2 ▲右は到着した仙台・山形からの「やまびこ・つばさ154号」、左は越後湯沢行き「たにがわ415号」。

 21番線に停車中なのは、19:52発の越後湯沢行き各駅停車の「たにがわ415号」。そこへ22番線に「やまびこ・つばさ154号」が到着して、一瞬ですが、E2系車両が3本並びました。E5系、E/W7系が全盛になりつつある今となっては、なかなか珍しい光景かも?残念ながら20番線は20:12発の金沢行き「はくたか577号」でE/W7系でしたが。

イメージ 4 ▲23番線に、新潟からの「とき340号」が到着。

イメージ 3 ▲それが折り返しで20:04発の新潟行き「とき345号」になります。

 19:48に「なすの269号」が発車して行った23番線に、今度は19:52着の新潟からの「とき340号」が入ってきました。これまたE2系で、降りてくる人はやはりまばらです。

 このE2系が、車内整備ののち、折り返しで20:04発の新潟行き「とき345号」になり、僕はこれに乗るのです。北陸新幹線金沢開業以降、上越新幹線に乗るのは初めてです。ドア脇の行き先表示LEDに「新潟」や「とき」の文字が表示されるのを見るのはなんだか懐かしい感じ。

イメージ 5 ▲久しぶりに見た気がする「とき」の文字。

イメージ 6 ▲ヘッドライトが赤いテールランプに変わって、出発準備完了です。

 僕は、全車指定席の「はやぶさ」や「かがやき」に乗る機会が多いせいか、新幹線に乗るなら指定席派なんですが、1号車から5号車まで5両も自由席車両があって、しかも元日なので、この日はさすがに自由席でも余裕で座れるだろうと思い、指定席はとっていませんでした。

 車内清掃が終わってドアが開き、最後尾の1号車に乗り込んでみると、案の定、他に乗客はなし。貸切状態で東京を出発することになり、あまりにも快適です!

イメージ 9 ▲東京から1時間52分で終点新潟に到着。

 「とき345号」は、東京を出発すると上野、大宮と停まりますが、大宮を20:30に出ると、次は長岡まで停車しません。けっこうな速達タイプです。上野、大宮とほんの数人の乗車があっただけで、1時間以上ノンストップで走り続けて、長岡着は21:33。そのあとは、燕三条21:44、終点新潟には、13番線に21:56に到着しました。

 新潟駅の新幹線ホームもひっそりとしています。上り列車はあとは22:18発の新潟発越後湯沢行きの「Maxとき480号」を残すのみ。各駅停車なのに「Maxとき」なんですね。

イメージ 7 ▲人影少ないひっそりとした新潟駅の新幹線ホームに停止したE2系。

イメージ 8 ▲ドア脇のイラストが青森県特産のリンゴなのは、かつて東北新幹線で活躍していたから。