毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

新年明けました!(謹賀新年!暖冬東北ぶらり旅;その7)

イメージ 1 ▲10歳のときに青森市に引っ越してきてからは、初詣と言えば久須志神社。

 2017年1月1日、やっと2017年。

 新年明けまして、おめでとうございま~~す!(今さらですが。)

 大晦日は、浅虫温泉「椿館」をあとにして、青い森鉄道で青森駅まで出て実家へ帰り、「紅白歌合戦」はタモリとマツコの「ふるさと審査員」のグダグダ感を満喫しながら、宇多田ヒカルのロンドンから中継、わりとよかったじゃんとか思いながら結局最後まで見て、「ゆく年くる年」は平等院鳳凰堂から神戸港につないだところで新年を迎え、「2017新春生放送!年の初めはさだまさし」はもういいや、ということで、もう寝よう。

イメージ 4 ▲久須志神社の入口。夏の宵宮にはこの前に露店がずらりと並びます。

 そして元日の朝。こんなに暖かく、ほとんど雪のない年越しも珍しい。天気はどんよりと曇り、降ってくるとしたら雪ではなく雨が降るとの予報。元日に雨。青森の正月とは思えん。

 せっかく正月に帰省しているので、初詣に行ってこよう。我が家で初詣と言えば、我が母校・古川中学校の近くにある「久須志神社」をおいてほかにない。小さいときから、夏は「宵宮」、正月は「初詣」、高校合格祈願も中体連勝利祈願も、全部この神社にお願いしてきたものです。

イメージ 3 ▲久須志神社本堂正面。

 「久須志(くすし)」というからには、「薬師(くすし)」、すなわち「薬師堂」が建てられたのが最初かと思われますが、やはりそのとおりで、延宝五年(1677年)に古川村の産土神として始まり、当時は薬師堂と呼ばれていたそうです。明治元年の神仏分離令により、薬師如来は仏体であることから、社号を「久須志神社」と改め、その祭神は大名持大神(おおなもちのおおかみ)と少彦名大神(すくなひこなのおおかみ)であるとか。

 お参りを済ませ、破魔矢を求めて、おみくじを引き、「末吉」と新年かなり控えめな運勢が出て、初詣はおしまい。このあとはまた空港へ行かなければなりません。

イメージ 2 ▲暖かい新年を迎え、のどかに賑わう久須志神社境内。

 夕方の青森空港。元日から飛行機に乗る人は多くはなかろうと思いきや、なかなかの賑わいです。展望デッキに上がってみると、エプロンエリアにはまったく雪がなく、路面は乾いています。見回してもどこにも雪の山はなく、本当に過ごしやすい新年を迎えています。着陸してスポットに入ってきたのは、16:30着の札幌新千歳からのANA1900便です。

イメージ 5 ▲積雪ゼロの乾いたエプロンをタキシングしてきたのは札幌新千歳からのANA1900便。

 これから乗るのは、17:00の東京羽田行きJAL148便。到着機遅れのため、出発時刻が17:15に変更になり、そのしばらく後にまた17:10に変更になりました。この日の機材はレジJA-331JをつけたB737-800ですが、調べてみると、長崎07:45発の東京羽田行きJAL606便が長崎発13:23→羽田着14:42と遅れ、その機材を使う羽田14:55発の青森行きJAL147便の出発が15:33となり、青森に16:34に到着したので、その遅れを引きずった結果のようです。

 17時ちょうどに搭乗開始になり、17:09ドアクローズ、17:11プッシュバック、17:15タキシング、そして17:19にRWY24から離陸と、流れるような一連の動き。そして離陸後すぐにキャプテンからアナウンスがあり、「安全な飛行に影響の内範囲で遅れを飛び戻せるよう飛びますので、ほぼ定刻どおりの到着を予定しております」。地上スタッフから運航乗務員に至るまで行き届いた定時運航への努力には感心します。

 その努力のおかげで、羽田空港RWY34Rへの着陸は18:13で、スポットインは24番ゲートからオープンスポットの34番スポットに変更になって、18:22にスポットイン。定刻の到着時刻が18:25ですから、みごと安全に遅れを取り戻したというわけです。

イメージ 6 ▲羽田空港34番オープンスポットに到着したJAL148便。