毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

柏屋の薄皮饅頭(謹賀新年!暖冬東北ぶらり旅;その23)

イメージ 1 ▲古川駅に到着した臨時快速「クルージング湯けむり号」。下車客多し。

 2017年1月2日、新あずき。

 真冬の日が落ちるのは早く、有備館、岩出山と停車するうちに窓外の景色はみるみる暗くなり、写真撮影はもはや困難に。

 そして16:43、列車は古川に到着です。列車はこのあと更に1時間ほどかけて終点仙台へ向かうので、僕も終点まで完乗したいところですが、残念ながらそれはできず、古川で下車。古川での下車客は多く、みんな新幹線へ乗り換えるようです。

 古川から新幹線を利用したことはたぶんないので、今回が初めて。新幹線ホームに上がってみると、人はほとんどいません。下車客はどこへ行ったのかな?

イメージ 3 ▲古川駅から新幹線に乗るのは初めて。

イメージ 2 ▲次に乗るのは、16:52発盛岡行き「やまびこ55号」。

 これから乗るのは、16:52発盛岡行き「やまびこ55号」。郡山から先、終点盛岡までは、白石蔵王を除くすべての駅に停車します。「やまびこ」に乗るのもなんだか久しぶりだなあ。

 やってきたE2系「やまびこ55号」のガラガラに空いた自由席車両に乗り込んで席に落ち着いて、よく考えてみると、朝5時台に新潟駅を出発して以来、何も食べていないではないか。さすがに何か食べたいなと思ったところへ車内販売が通りかかったので、熱いコーヒーと、福島名物柏屋の「薄皮饅頭」10個入りを購入。「薄皮饅頭」は普通はおみやげにするのでしょうが、今回は僕の夕食であります。

イメージ 4 ▲車内販売でホットコーヒーと福島名物「薄皮饅頭」を購入。
 
 「ままどおる」と並ぶ福島銘菓・柏屋の「薄皮饅頭」(こしあん)、今回の包装箱には「新あずき」と書かれていて、箱の中にも「新あずき」のしおりが入っていました。十勝産新物あずき100%の自家製あんだそうです。おなかが減っているせいもあるけど、ホントおいしい。創業165年の柏屋がつくる「薄皮饅頭」、ウマイ。「日本三大まんじゅう」の一つだそうですが、あとの二つってどこのまんじゅう?

イメージ 5 ▲箱の中にも「新あずき」のしおり。「新あずきの柏屋薄皮饅頭は季節限定・数量限定」だそうです。

イメージ 6 ▲この茶色の皮、いい色してるねえ。

イメージ 7 ▲あーおいしい。つぶあんならなおよいのだが、残念ながらこしあんしかなかった。

 僕のように東北・北海道新幹線の盛岡以北にしか基本的に行かない者にとってはめっきり乗る機会のなくなったE2系車両に乗って、各駅停車で盛岡を目指します。

 一ノ関では、追い抜かれのため数分停車するので、ホームにおりて冷たい空気にあたります。

 轟音とともに駆け抜けて行ったのは、「はやぶさ25号」。上りホームに停車しているE5系は1月2、3日だけ運転の臨時列車「やまびこ110号」です。上り列車の方はUターン客で混んでいるかもしれませんが、こちら下り列車に1月2日から乗る人はほとんどなく、車内は寂しい限りです。

イメージ 11 ▲一ノ関では、追い抜かれのため数分停車。

イメージ 8 ▲新青森発着でばかり新幹線を利用する僕にとってE2系に乗る機会はほんと珍しい。

イメージ 9 ▲上り線に停車中のE5系は盛岡始発の「やまびこ110号」。新白河と那須塩原以外全駅に停車。

イメージ 10 ▲「はやぶさ25号」が駆け抜けて、しんとしたホームで発車を待つ「やまびこ55号」。