残雪の岩木八甲田(旅するニッポン、春たけなわ;その50)
▲青森空港から、残雪の八甲田連峰がくっきりと見えています。
2016年4月30日、まだまだ春スキー。
前日の雨はどこへやら、GW2日目の4月30日の青森は素晴らしい好天に恵まれました。今年の桜は早く、県内の桜はもう軒並み満開を過ぎてしまっていますが、弘前公園などのさくらまつりはまだやっているし、県外からの観光客も、この好天に誘われて青森を楽しんでくれたらいいなと思います。
▲青森発羽田行きJAL146便、GW対応なのかこの日はB767での運航。珍しい。
でも僕は一泊だけで、もう青森を出発です。また青森空港へ戻ってきて、15:10発の羽田行きJAL146便に乗らなければなりません。
この日のJAL146便は、GWの多客期対応なのか、珍しくB767での運航で、ちょっとウレシイ。この日のB767はレジJA-8399をつけています。
搭乗してクラスJの6番K席に就いてみると、隣席は空席のままで、クラスJは四割ほどの埋まり具合。羽田から飛んでくるときはいっぱいだったのでしょうが、GW2日目で青森から羽田へ向かう人は多くはなく、機内はすいています。
▲タキシングする機内から見えた八甲田連峰。まだ春スキーのシーズンです。
▲RWY24エンドに入るときに見れば、ずっと向こうには岩木山の姿も。
15:09にドアクローズとなり、RWY24エンドへ向かってタキシングを始めると、右側の機窓からは、まだ残雪深い八甲田連峰が美しく見えています。八甲田山では、このGWが終わるまで春スキーのシーズンが続きます。例年より雪の少ない冬でしたが、たくさんのスキーヤーが訪れていることでしょう。
RWY24エンドに入るときにRWY06方向を見ると、向こうには津軽富士・岩木山の姿も見えました。これからそちらの方向へ離陸するので、眼下に岩木山の姿を楽しめそうです。
▲離陸直後に右側の機窓に映った津軽富士・岩木山、ミゴト。
青森空港のRWY24を15:20に離陸すると、期待どおり、すばらしい津軽平野と岩木山の風景が広がりました。岩木山の手前に広がるのは弘前市の市街地を中心とした一帯。岩木山の向こうには、鰺ヶ沢から深浦にかけての海岸線と日本海までもが見えています。
岩木山にもまだ多くの雪が残っています。例年なら八甲田と同じように春スキーのシーズンですが、今年はどうでしょうか。頂上にズームしてみると、まだまだ雪はたっぷりあるように見えますが。
▲岩木山東麓、左隅あたりの市街地は弘前市。
▲岩木山の頂上付近をズーム!まだまだ雪はたっぷり残っているように見えます。