毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

じっくり淡路島。(旅するニッポン、春たけなわ;その3)

イメージ 7 ▲さっき瀋陽空港にずらりと並んでいた深圳航空機が関空にも。レジB-1171をつけたB737-800。

 2016年4月2日、瀋陽~関空、近し。

 CZ611便は、小豆島最東端から南東へ飛んで、淡路島の南を通過していきます。山の上に風力発電用の風車が並んでいるのが見えるのは、淡路島最西端の弁天島、丸山海水浴場のあたりです。

 そのまま淡路島沖を南下し、淡路島の最南端が見えるところまで下ってきます。最南端は潮崎、そして阿万海岸の美しい海岸線や、南あわじ市(旧南淡町)阿万の集落の広がりが見渡せます。最南端の潮崎を見ながら東岸へ回り込むと、すぐに見えるのは、灘仁頃地区の港と小さな集落です。

イメージ 1 ▲淡路島最西端で稼働する風力発電の風車たち。

イメージ 2 ▲淡路島最南端の潮崎を見ながらぐるりと東岸へ回り込みます。

イメージ 3 ▲東岸に回り込んですぐに見えるのは灘仁頃地区の港と小さな集落。

 CZ611便は、淡路島の東岸に沿って徐々に高度を下げていきます。眼下に広がった比較的大きな集落は、淡路島最東端の由良町の集落。「成ヶ島」と呼ばれる砂洲がきれいです。「成ヶ島」や由良の集落の向こうには、穏やかにカーブした海岸線の先に洲本市の市街地が広がっているのも見えます。

 このあたりはちょうど関西空港RWY06へ向かう延長線上にあたるので、北風卓越ならば、このまままっすぐ高度を下げていけば到着できます。

イメージ 4 ▲洲本市由良町の集落。砂洲「成ヶ島」が美しい。

イメージ 5 ▲その向こう、穏やかにカーブした海岸線の先は洲本市街。

 果たしてCZ611便は、ここから更に高度を下げながらまっすぐに飛び、関西空港RWY06へファイナルアプローチし、11:51にRWY06Lにランディング。飛行時間は2時間16分で、所定よりずいぶん早い到着。瀋陽から大阪なんて、こんなに近いもんなんですね。着陸すると、「大阪国際空港に到着しました」とアナウンス。ここは大阪国際空港じゃないけどね!

 西側の滑走路に着陸したので、ターミナルビルはたいへん遠い。RWY06Rを離陸していく所定11:45発のバンコク行きTG623便のジャンボジェットを眺めながら、ゆっくりタキシングしていきます。さっき瀋陽空港にずらりと並んでいた深圳航空の飛行機が、関西空港のターミナルにもスポットインしているのが見えます。これは所定11:55到着の無錫からのZH9081便でしょうか。

 7分タキシングして、11:58に29番ゲートにスポットイン。まだ午前中じゃないか。近いなあ。

イメージ 6 ▲RWY06Rを離陸して行くバンコク行きTG623便。