毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

京都の老舗「いづう」のお寿司(旅するニッポン、春たけなわ;その4)

イメージ 2 ▲1781年創業の京都祇園新地「いづう」のお寿司。手に入れるのも一苦労だとか。

 2016年4月2日、JACのボンQ。

 関西空港からは、13:00発の空港リムジンバスに乗って、まっすぐ伊丹空港へ向かいます。バスはそれほど混んでおらず、伊丹空港までの所要75分を、春ののどかな晴天の下を走っていきます。

 所定では14:15到着のところ、途中の高速なども全然混んでいなかったおかげで、14時になる前に早くも大阪伊丹空港に到着。今回の旅の計画は、今のところ順調に進んでいます。

イメージ 1 ▲関空からダイレクトで伊丹空港へ行ける空港連絡バスで関空連絡橋をわたります。

 モノレールの改札口で今回の相方と合流し、北ターミナルビルでチェックイン。伊丹から乗るのは、15:35発の日本エアコミューターJAC2355便出雲行きです。

 出発まではまだしばらく時間があるので、日本時間で10時半ぐらいにCZ611便の機内で紙箱スナックを食べただけのこともあり、相方が京都から買ってきてくれたお寿司を食べることにしよう。

 相方が買ってきてくれたのは、京都祇園新地「いづう」のお寿司。「いづう」は1781年(天明元年)に今ある場所で創業したという老舗中の老舗。京都大丸や京都高島屋の食品フロアにも店舗があって、相方はそこから買ってきてくれたようですが、たいへんな行列、しかも相当なお値段だったそうで、ありがたく一口ずつ噛みしめながらいただかなければなりません。看板は鯖姿寿司で、日本近海の真鯖、滋賀県産の江洲米を使い、寿司全体をくるんでいるのは北海道産の天然真昆布。おいしくないはずがない。これに、道内産の白板昆布でくるんだ鯛寿司、厚焼玉子、椎茸、干瓢、三つ葉を海苔で巻いた太巻き寿司、そしておいなりさんが、一つの折に上品に収められています。初めていただく「いづう」のお寿司、ホントにおいしい~~。

イメージ 3 ▲お皿の上は、巻いてある昆布をはずした鯖姿寿司。あまりにもおいしい。

 いやー、おいしかった。老舗の味というか伝統の味というか、上品でした。こういうのはあまりたくさん食べちゃいけないんでしょうね。

 ということで、出雲行きJAC2355便、いちばん端っこの24A番ゲートから、15:20に搭乗が始まりました。徒歩で駐機場まで行って搭乗です。

イメージ 4 ▲JAC2355便はいちばん端っこの24A番ゲートからの出発。

イメージ 5 ▲徒歩で搭乗。なんだか曇ってきましたよ。

 この日の機材は、太陽のアーク塗装のままのレジJA-851CをつけたボンバルディアDHC8-Q400、74人乗り仕様。我々は2番C、D席に座りましたが、1列目は1番A、B席しかないので、C、D席だと2列目が最前列になり、目の前が壁です。

 機内は半分ぐらい埋まったでしょうか。15:28にドアクローズになり、最初から自走でタキシングを初めて、15:37にRWY32Rからプロペラ音を響かせながら離陸し、いつもどおり左へ急旋回しながら高度を上げていきます。

イメージ 6 ▲なんか傾いた写真ですが、離陸後すぐに左へ急カーブしてるからでしょう。