毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ボンQで神の国へ。(旅するニッポン、春たけなわ;その5)

イメージ 6 ▲こぢんまりとした出雲縁結び空港のターミナルビル。

 2016年4月2日、日本海、そして宍道湖。

 日本エアコミューター(JAC)に乗ると、機内で客室乗務員さんが「JACルートマップ」を配ってくれるので、乗っている飛行機のだいたいの飛行経路がわかります。ついでに「JAC就航地クイズ」も載っていて、例えば「鹿児島県与論町にある条例は?」。答えは「与論町ヨロン島サンゴ礁条例」。わかるかいな(+_+)。

 伊丹空港離陸後約20分で、右側の機窓から海岸線が見えてきました。鳥取市街地を眺めながら海岸線に近づいていき、倉吉市のまっすぐに伸びた海岸線に沿って西へ飛びます。

イメージ 1 ▲倉吉市、東伯郡北栄町あたりのまっすぐな海岸線。

 そして、美保関から、中海と宍道湖の北側の入り組んだ海岸線を見下ろしながら飛び進みます。このあたりは、美保関近くに東から稲荷山、高尾山、枕木山、三坂山、太平山、朝日山、大船山、旅伏山、鼻高山、天台ヶ峰など標高300m~500m台の山々が連なり、ずいぶん険しい地形のように見えます。左側の機窓からは中海や宍道湖、松江市内などが見えていることでしょう。

イメージ 2 ▲中海の北側の入り組んだ海岸線をゆく。

イメージ 3 ▲日本海はぼんやりとして、水平線は見えません。

 JAC2355便は進行方向を内陸に向け、日本海と宍道湖との間の狭い陸地を跨いで、左側の機窓からは松江城が見えているだろう宍道湖の東辺を宍道湖上空へ抜け、穏やかな湖面をすぐ近くに眺めながら、高度を徐々に下げ、宍道湖の西辺に突き出ている出雲縁結び空港の滑走路へと下りていきます。

 RWY25への着陸は16:12。伊丹空港からの飛行時間はわずか35分。オープンスポットに停まって、徒歩でターミナルビルへ向かいます。ターミナルビルに書かれた「出雲縁結び空港」の文字、「縁結び」は赤い文字で強調されてます。

イメージ 4 ▲日本海を離れて、宍道湖の東辺へ抜けます。

イメージ 5 ▲穏やかな湖面が広がる宍道湖。

イメージ 7 ▲太陽のアーク塗装のままのJAC機を降りて、徒歩でターミナルへ向かいます。