七夕あんみつ
▲超久しぶりに食べた「みはし」のフルーツクリームあんみつ(と白玉金時)。
2014年7月7日、豆かん。
香港には「オイシイッ!!」と思えるようなスイーツがありません。和菓子系は特に。スイーツはやはり日本で食べるのがいちばんおいしいのではないでしょうか。
そんなわけで、七夕は日本らしい甘味を食べてみました。
僕が個人的に良く行っていたお店は、上野の老舗「みはし」。お店で食べたり、お持ち帰り用のあんみつを持ち帰って自宅で食べたり、「みはし」をご存じの方は多いことでしょう。
▲「みはし」東京駅地下一番街店の店構え。
お店の中で食べたことがあるのは上野本店だけでしたが、今回の宿泊先に近い東京駅の地下一番街にもお店があるということで、今回はこちらにおじゃま。平日のお昼前の11時過ぎということで先客は一組だけでしたが、その後ちらほらと客は増えていきました。
「みはし」の定番と言えば「あんみつ」、特に「あんずあんみつ」がまず思い浮かびますが、この日の相方のチョイスは「フルーツクリームあんみつ」。これにもあんずは入っていますし、他にはキウィ、バナナ、サクランボ。この日はソフトクリームの機械が故障したそうで、アイスクリームディッシャーですくったバニラアイスで代用。あんこは通常こしあんのところをつぶあんに換えてもらいました。
▲これこれ、これぞニッポンの甘味。下の方には寒天、赤えんどう豆、お餅が。
僕はと言えば、本当は温かいおしるこが食べたかったのですが、なんと東京駅地下一番街店には、今の季節は温かいメニューはなし!ショック!やむを得ず、冷たい「白玉金時」をいただくことに。こしあんだと「白玉ぜんざい」で、つぶあんのものが「白玉金時」。もちろん、とーてもおいしいです(^^)。
隣のテーブルに座った、「みはし」に通ってかれこれ50年ぐらいかしらとお見受けする老婦人が注文したのは「豆かん」。なんだそれ、聞いたことないぞ。調べてみると、「豆かん」とは「寒天に豆を載せ、黒蜜をかけたもの」だそうな。実にシンプルな、通好みな、粋なチョイスではないですか。ああ、僕も下町の甘味処で「豆かん一つ」と言ってみたい。あ、僕は寒天がダメなんだった(爆)。
▲純白のまん丸い白玉につぶあんが囲まれている「白玉金時」。
▲つぶあんは小豆の一粒一粒に型崩れがなく、なんとも心地よい甘さ。