毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

まーるい緑の山手線、黄色に赤帯都電荒川線(暖冬正月北から南まで;その17)

イメージ 2 ▲ほぼ定刻に羽田から到着したJAL1205便。

 2014年1月5日、いつもの王子駅前電停。

 青森市内は1月3、4、5日と少し吹雪混じりの雪が積もり、やっと青森の冬らしくなりました。しかし、気温がそれほど下がったわけではないので、降る雪も濡れ雪っぽい感じで、青森空港のターミナル屋上の展望デッキに出てみても、寒さはあまり感じません。

 そうそう、2日前の1月3日に羽田から青森へ飛んできましたが、今度は羽田へ戻るのです。すっかり雪景色となった青森空港周辺ですが、展望デッキを取り囲む柵のワイヤーに雪がまとわりついているのが、気温高めの雪であることを物語っています。

イメージ 3 ▲RWY24エンド方向。晴れていればこの方向に八甲田連峰が見えるのですが。

 定刻14:30到着予定の羽田からのJAL1205便が順調に定刻より少し早めにRWY24へ着陸し、ちょうどスポットへ入ってきたところ。これが折り返しで15:15発の羽田行きJAL1206便になり、僕はそれに乗って東京へ戻るのです。

 前々日の羽田からのJAL1203便は、今や稀少な「太陽のアーク」塗装機でしたが、今回はツルのマークに戻ったJEXのB737-800。レジはJA-301Jを付けています。

イメージ 1 ▲いつもながらジャマなワイヤーにまとわりつく雪が多いのが気温の高い証拠。

 JAL1206便は、なんの問題もなく順調に飛んで、定刻16:40頃に羽田到着。

 それからあとの僕の行動と言えば、東京へ出たときのいつもの行動とまったく同じで、北区西ヶ原四丁目にある大学時代から通う床屋へ行って、散髪です。

 羽田空港からモノレールで浜松町、浜松町から京浜東北線で王子と出て、王子駅前からいつもどおり都電荒川線に乗り換えます。

イメージ 4 ▲都電荒川線王子駅前電停に現れた旧式塗装の7000形電車。

 都電の王子駅前電停で早稲田方面行きの電車を待っていると、そこへ現れたのは、黄色い車体の電車。わっ、なんだこれは、懐かしいな。

 車両は都電の最多数派7000形電車ですが、僕が青森から上京して東京の大学に通い始めた頃の都電は、まだ黄色い車体のままでした。それがいつの間にかクリーム色に緑の帯という塗装に変わり、黄色い車体は過去のものになったのです。一時、確か7022号機が黄色に戻っていたと思いますが、7022号機は、僕も学生時代に覚えのある青い帯のもの。しかし、今回王子駅前電停にやってきたのは、黄色い車体に赤い帯。つまり、昭和40年代の塗装です。車両番号は7001号機。去年の11月10日から、この新(旧?)塗装で営業運転をしているのだそうです。

 こんな車両に遭遇できるなんて思ってもいなかったので、慌てて撮った写真はうまく撮れていませんでしたが、この黄色い車体に赤い帯を懐かしく感じている都民は多いことでしょうね(^^)。

イメージ 5 ▲滝野川一丁目電停で乗降中の「あかおび」電車。

イメージ 6 ▲都電最多数派7000形電車のトップナンバー7001号機が懐かしいカラーリングに戻って活躍中。