毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

都電荒川線8900形新型車両(2016年の年越しは青森で;その5)

イメージ 2 ▲王子駅前電停停車中の都電荒川線8900形車両。

 2015年12月26日、もう新型車両投入?

 北京から羽田空港へ昼過ぎに到着し、年末に日本へ帰ってきてまずすることといったら、そりゃもちろん床屋へ行くこと。さっぱりして新年を迎えたいものです。

 しかしそれにしても、東京は良い天気。暖冬とは言え氷点下の瀋陽から飛んで来た僕には、早くも春の陽気でぬくぬくです。そんな陽気の中、東京モノレールに乗って浜松町、浜松町から京浜東北線で王子へ出ました。

イメージ 1 ▲抜けるような青空の下、東京モノレールが羽田空港国際線ビルへ。

 王子駅前から都電に乗ろうと電停へ行ってみると、見慣れぬ車両がやってきました。なんか角張っていて、少し大きめな印象を受けますが、この車両はなんでしょう?

 近づいて見ると、ヘッドマークを掲げています。「8900形DEBUT」と描かれています。へえ~、新型車両が導入されてたんですね~。

イメージ 3 ▲「8900形DEBUT」と描かれたヘッドマークをつけてます。

イメージ 4 ▲これはオレンジ色の8902号機。

 都電荒川線の新型車両と言えば、4色カラーが鮮やかな8800形だと思っていましたが、早くも次の新型車両が登場していたとは。東京都交通局のHPによれば、2015年9月18日に営業運転を開始したとのこと。8901と8902号機はオレンジ、8903と8904号機はブルー、8905と8906号機はローズピンク、更にはイエローの三色が投入されるようです。僕が王子駅前で見かけたのはオレンジ色の8902号機。都電荒川線もいろいろとがんばっていますね。

イメージ 5 ▲新型車両の8900形にベテランの7000形が並びました。

 そこへやってきたのが、ベテラン最古参の7000形。学生時代から乗り続けているので、やっぱりこれがいちばんなじみがありますね。1954年に登場し配備が始まった車両ですが、最新型車両8900形と並んでも、全然見劣りしません。しかも、今やってきた7002号機、車側のラッピング広告が「林家こん平事務所」の「都電落語会」の広告だってのがいいですな!

イメージ 6 ▲7002号機の車側には「都電落語会」のラッピング広告。

イメージ 7 ▲後方に8500形車両も近づいてきました。