毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

あり得ないメニュー「咖喱芙蓉蛋飯」。

イメージ 1 ▲こんな食べ物があったとは。「咖喱芙蓉蛋飯」。

 

 2013年10月26日、土曜ランチ。

 

 香港での僕の食を支えてくれているのはなんと言っても「茶餐庁」。ぶっかけごはん、麺、粥、サンドイッチなどなど驚くばかりのメニューの数々で僕をおなかいっぱいにさせてくれます。

 

 中でも僕が大好きなのは「芙蓉煎蛋飯」。ハムやチャーシュー、モヤシ、ネギなどをふんだんに入れて分厚く焼いた玉子焼きを、タレをさっとかけた白いごはんの上にどんと載せた一品。茶餐庁に5回行くとすればそのうち少なくとも1回は「芙蓉煎蛋飯」を食べてしまいます。

 

イメージ 3 ▲これが普通の「芙蓉煎蛋飯」。(別のお店のですが。)

 

 しかし、よもや、まさか、その「芙蓉煎蛋飯」にカレーをかけたものが存在していたとは!!

 

 これは「ありそうでなかったメニュー」と言うよりは、「あり得ないメニュー」と言えましょう。「芙蓉煎蛋飯」にカレーをかけるなんて、ゼッタイ思いつかないです!

 

 しかし今回友人に連れられて行ったお店、尖沙咀(チムシャツイ)の漆咸道(Chatham Road)にある「阿四(Uncle 4)」では、この「咖喱芙蓉蛋飯」がオドロキの標準装備。配膳直後は、全面にカレールーがかかっているのでよくわかりませんが、中を割ってみると、確かにルーの下には「芙蓉煎蛋飯」と同じ玉子焼きがごはんを覆っているのがわかります。しかも、ルーはココナツミルクたっぷりのマイルドなマレーシア風。いや、これは、オイシイ!!決してあり得ないメニューではありません。大いにアリのメニューです!!

 

 友人の話ではこの「阿四(Uncle 4)」というお店はチムシャツイ界隈ではよく見かけるチェーン店らしいですが、香港島サイドでは見かけたことはありません。「咖喱芙蓉蛋飯」が食べられるお店は他にはないのか?僕の「咖喱芙蓉蛋飯」捜索の旅は、今始まったばかりです(^^)。

 

イメージ 2 ▲中を割ってみると、確かにごはんの上には具だくさんの玉子焼きが!!