富山でイタリアン・ランチ!(ニッポンの秋を探して・その48)
2011年11月13日、disc・deskの語源。
この日のランチは富山市内にある「Il Desco」というイタリア料理店でいただきました。ずいぶん前のことなので記憶があやふやなのですが、素敵なお店でしたので記録(思い出)に残すという意味で、一本記事にしておこうと思います。
場所はいまひとつよくわからんのですが(^_^ゝ、地鉄の富山駅と南富山駅の間ぐらいらしいです。ランチメニューはメイン料理が入ったものと入らないものの2種類があり、我々はメインの入らないものをチョイスしました。
▲前菜配膳。完全に透明なお皿です。
▲粒マスタードが添えられているのが僕にはうれしい。
まずは前菜。11月ではなくてもいかにも涼しげな完全に透明なお皿に載って出てきたのは「田舎風パテ・ド・カンパーニュ 粒マスタードと野菜添え」(たぶん)。パテというよりハムという感じなので、パテ系があまり得意ではない僕でもだいじょうぶ。
▲キンキンに冷やしておいたと思われる大きなお皿。
▲バゲットもございます。
別の前菜は「氷見産真鯛のカルパッチョ トマト・オクラなどのサラダ添え」(たぶん)。これまた完全に透明な、しかし直前までよく冷やしておいたために暖気でくもったお皿に載って配膳されました。野菜がこんもりと上にのっかっているのでぱっと見るとただのグリーンサラダにしか見えませんが(^_^ゝ、下の方には実にさっぱり、すっきりとした味わいの真鯛のカルパッチョが隠れています。オクラとの組合せがおもしろいですね。
前菜の次はパスタです。我々は3人でしたので、パスタは3種類別々のものを注文しました。「小矢部産深層水フルーツトマトとパルミジャーノチーズスパゲッティ」(たぶん)、「フレッシュトマトのボンゴレ・ビアンコ」(たぶん)、そして「アオリイカのパスタ」。「アオリイカのパスタ」にはブロッコリーがふんだんに使ってあります。ボンゴレ・ビアンコはアサリの風味がにじみ出たスープがたっぷりです。
▲トマトソースの絡み具合がとてもよかったです。
▲ちょっとスープパスタっぽくて、魚介風味たっぷりのスープがおいしい。
▲「アオリイカのパスタ」(たぶん)。
▲ブロッコリーがたっぷり。
そしてデザート。エスプレッソとともにいただくデザートは、イチゴのソルベにフレッシュフルーツを添えたものと、同じくイチゴのソルベにチョコレートケーキ、そして焼きリンゴのアイス添えの3種。この中ではやはり焼きリンゴのアイス添えがおもしろかったですね。リンゴの表面にはカラメルを塗りつけてあるからか焦げ目がしっかりついているところが良いです。
▲イチゴ(たぶん)のソルベ、フレッシュフルーツ添え。
▲柿が添えられるのが秋らしく、日本らしい。
▲イチゴ(たぶん)のソルベとチョコレートケーキ。
▲キンカン(たぶん)のハチミツ漬けが実はとてもおいしい。
あーーおいしかった。おなかもいっぱいになりました。なかなかおトクなランチです。
食事を済ませたあと店員さんに「イルデスコ」ってどういう意味ですかと尋ねたところ、イタリア語の「desco」は英語の「disk」や「desk」につながる言葉で、「食卓」という意味です、とのこと。なーるほど!
▲焼きリンゴのアイス添え。
▲焼きリンゴの暖かさで溶け出したアイスクリームを絡めて食べるのがよろし。