端午節は台風4号とともに(その20;朝からきしめん)
▲なんとかありつけた名古屋メシは新幹線ホームの「きしめん」。
2012年6月24日、朝ラーがあるんだから朝きしもアリ。
FDAに初搭乗して名古屋へ飛んだ翌日は、早起きして名古屋駅新幹線ホームへ。まだ朝7時になるかならないかという時間帯ですが、日曜日のせいかと言うべきか日曜日なのにと言うべきか、名古屋駅は早くも大勢の人で混雑しています。さすが大ターミナル駅。
そして僕は新幹線16/17番線ホームに上がります。16番線で発車を待っているのは名古屋始発の07:06発博多行き「のぞみ97号」ですが、僕はこれに乗るわけではありません。ほんとは07:32発の「ひかり495号」に乗ればいいのですが、ついずいぶん早く駅に来てしまいました。
▲午前7時前に名古屋駅新幹線ホームに参上。ちょっと早すぎた。
▲16番線に停車中の列車は07:06発の「のぞみ97号」。
前の晩、名古屋駅前のビジネスホテルにチェックインし、晩飯に名古屋的なものでも食べようと周辺へ繰り出したものの、周辺には妙に立ち飲みのホルモン焼き屋ばかりが多く、土曜日ということで深夜までどこの店も大賑わい。その賑わいに気圧されて、結局何も食べられなかったんです。
名古屋的なものを食べずに名古屋を去るのはもったいないなあと思いつつ新幹線のホームへ来てしまったわけですが、そこで発見したものは立ち食いきしめん屋「住よし」。おー、そうだそうだ、名古屋駅のホームにはこれがあったのだ。
「住よし」さん、名古屋駅の新幹線・在来線のすべてのホームに店舗があるんじゃないでしょうか。名古屋のきしめん屋としては、知る人ぞ知る、知らない人も知る、我々旅行者にとって最もアクセスしやすく、しかもおいしいきしめんが食べられるスポットとしてつとに有名であります。
そこで僕も、今回の名古屋メシはきしめんにキマリ。
あとで知ったのですが、名古屋駅ホームの「住よし」さんは、トッピングの天ぷら類を基本的に各店舗内でそれぞれ揚げているので、揚げたてほくほくさくさくが楽しめるのだとか。ただ、新幹線ホームの店舗は天ぷらを揚げるスペースがないため、在来線3/4番線ホームの店舗で揚げたものを運んできているそうなので、ああ、それなら在来線ホームのほうで揚げたて天ぷらを載せたきしめんを食べればよかったなとちょっと後悔。
しかしまあまだ早朝だし、最もシンプルなきしめんを食べることにしよう。たっぷりのかつお節に油揚げと刻みネギ。つゆも油の浮いていないすっきりタイプで、西日本のうどんのつゆに比べればかなり濃い色ですが、我々北日本人から見れば十分に薄い色。実は朝に食べるにはちょうどよいのがこのきしめんかも?(^^) よし、朝からきしめんを食べてこの日も良いスタートが切れそうです!
▲北日本からすればつゆは薄めですっきりタイプ。
▲たっぷりの削り節と一緒にリフトアップ!「朝きし」、悪くないね。