端午節は台風4号とともに(その19;フィンガーコンコース)
▲定刻より7分ほど早く21:23に名古屋小牧空港にスポットインした青森からのFDA368便。
2012年6月23日、1色足りない。
FDAのHPにある名古屋小牧空港の案内を見ると「国内初フィンガーコンコース」と書いてあるのですが、なんのことやらさっぱりわかりませんでした。しかし今回青森からのFDA368便で名古屋小牧空港に到着してみて、それがなんのことだかようやくわかりました。
名古屋小牧空港RWY16にランディングしたFDA368便は短いタキシングののちスポットインし、タラップが付けられて、降機となりました。降機して周囲を見回すと、他のFDA機もぐるりと駐機していて、それでナットク。ターミナルビルからエプロンへ通路が長くのび、その通路を囲むようにFDA機が駐機していて、通路が腕、それを囲むように駐機する飛行機が指で、あたかもターミナルから腕をのばして手を開いたような形状になっているのです。これが「フィンガーコンコース」なのですね。
▲長い通路を囲むようにFDA機が駐機してます。
時間はもう21時半なので、ほとんどのFDA機がここに戻ってきていて、そのおかげで、エプロンに降り立っただけでFDA機のラインナップを直に見ることができました。ちょっと暗いけど、今までなじみのなかったFDAの機材をまとめて見られるというのはなかなかウレシイです。
▲グリーンは4号機のJA-04FJ。「静岡のお茶、信州の山々」をイメージしてるとか。
▲ドリーム・レッドは1号機のJA-01FJ。シャトレーゼのロゴが入ってます。
▲1号機の手前にはピンクの3号機JA-03FJ。「ちびまる子ちゃん」が描かれてます。
僕がこれまでFDAを見たことがあるのは、青森便運航初日に青森空港で見たFDA機と2010年9月に新千歳空港の展望デッキで着陸するFDA機の2回だけですが、どちらもドリーム・レッドの1号機だったので、こうしてカラフルなFDA機をいっぺんに見られると、全機に乗ってみたくなってしまいます。
ただ、この日、ここにいなかったのが1機だけありました。それは2号機、ライトブルーのJA-02FJです。残念。惜しい。2号機はどこでナイトステイするんだろう。やっぱり静岡空港かしら。いつか見てみたいものです。
さて、長い通路を歩いてターミナルビルへ入り、託送荷物を引き取ったあとは、連絡バスで名古屋駅へ向かいました。名古屋駅へはバスで所要約30分。22時過ぎには名古屋駅前に到達することができました。僕は駅前のホテルにチェックインして、この日の行程終了です。
▲エプロンに並ぶ4号機と6号機。なかなかシブイ組み合せ。
▲6号機はパープルのJA-06FJ。パープルは塗装色アンケートで一番人気だったのだとか。