毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

今度は停電発生。(Long Summer Vacation;その18)

イメージ 8▲新鳥栖駅に入ってきた特急「みどり・ハウステンボス13号」。

 2018年7月9日、新鳥栖乗り換え。
 
 鹿児島中央から乗った「さくら556号」は、定刻14:00ちょうどに新鳥栖に到着。ここで下車します。新鳥栖駅を利用するのは今回が初めてです。新幹線で新鳥栖を利用することなんかあるまいと思ってましたが、佐賀、長崎へ行きたいとき、東京、新大阪方面から来るなら確かに博多で「かもめ」や「みどり」に乗り換えればいいので新鳥栖のことなど考えませんが、鹿児島、熊本方面から来るなら、新鳥栖乗換は普通に考える選択肢ですね。
 
 宮崎空港駅のみどりの窓口で調べてもらった行程では、このあと新鳥栖14:26発の早岐行き普通列車2937Mで早岐に16:01到着。早岐16:04発の6927Dに乗り換えて、佐世保には16:18に到着ということになっています。まずは新幹線ホームから在来線ホームへ移動しなければ。駅舎はどういう構造になっているのかな?
 
イメージ 2▲「さくら556号」、新鳥栖駅に到着。
 
イメージ 1▲新鳥栖駅で新在乗換をする機会がめぐってこようとは。
 
 新鳥栖駅で新幹線を降りると、エスカレーターで下へ下ります。階下へ下りて振り向くと新幹線改札口があり、これを出て右へ行くと西口、左へ行くと東口。そんな出口には目もくれず、右へも左へも行かずに直進するとそこが在来線改札口。在来線改札口から中へ入るとそこが在来線1番線鳥栖方面のりばで、跨線橋を渡って2番線が長崎、佐世保方面のりばです。駅の構造としては、新幹線と在来線の乗換改札がなく、いったん改札の外に出なければ乗り換えができない仕組み。新高岡駅なんかも同じ構造ですが、新高岡駅は新在の改札口がかなり離れているけれど、新鳥栖駅は駅舎の中で向かい合っているので乗り換えはかなりラクです。
 
 ラクとは言っても、長崎、佐世保方面へは跨線橋を渡らなければならないので、それなりに手間と時間がかかります。14:02発の4013M/6013H特急「みどり・ハウステンボス13号」があるのですが、さすがに2分では乗り継げないので、14:26発の早岐行き普通列車を待つしかないですね。
 
イメージ 5▲新鳥栖駅在来線改札。その奥すぐに新幹線改札があります。上は新幹線の高架です。
 
イメージ 4▲新鳥栖駅在来線2番線(長崎、佐世保方面)のりば。右の1番線から跨線橋を渡って来る構造。
 
イメージ 3▲在来線ホームの鳥栖方の端からは立派な新幹線駅舎が見えました。
 
 ところが、おや?新幹線改札を出て在来線改札から入ろうとすると、改札口上の列車案内に、14:02発の4013M/6013H特急「みどり・ハウステンボス13号」の表示がまだ出ています。時間は既に14:02を過ぎていますが、まだ来てないってこと?
 
 不思議に思いながら在来線改札を入り、跨線橋をわたって2番線に行ってみると、構内アナウンスで、鳥栖~肥前麓間で停電が発生し列車が止まっているとのこと。やれやれ、今度は停電発生ですか。でも今度はそのおかげで、定刻なら乗り継げなかった列車に乗れるので、ちょっとウレシイ。
 
イメージ 6▲特急「みどり16号」が8分遅れで新鳥栖に到着。
  
 とは言うものの、停電からいつ復旧するのか全然わからない状態。我らが特急「みどり・ハウステンボス13号」はいつやってくるのであろうか。
 
 しばらくホームの上で待っていると、ホーム端からすぐ近くにある踏切が鳴り始め、やってきたのは上り列車。所定14:06発の4016M特急「みどり16号」です。ドアや顔の部分などが緑色に塗られた783系「ハイパーサルーン」のCM-15編成、4両での運転で、平日なので「ハウステンボス」は併結されていません。定刻から約10分遅れで新鳥栖を発車していきました。
 
 「みどり・ハウステンボス13号」は、26分遅れでやってきました。停電からは復旧したものの、鳥栖~肥前麓間は徐行運転を行っているということで、かなりゆっくりとしたスピードで、オレンジ色の「ハウステンボス」色に塗られた783系の「ハウステンボス13号」を前に、8両編成の車両が入ってきました。14:28、26分遅れで新鳥栖を出発します。
 
 
 イメージ 7▲平日なので「ハウステンボス」の併結はなく、クロハ782-6の顔を見送ります。