端午節は台風4号とともに(その21;米原乗換)
▲LED表示じゃない巻き取り式の行き先表示幕。このほうが列車らしくていい。
2012年6月24日、減りゆく「ひかり」。
名古屋駅新幹線16/17番線ホームの「住よし」さんできしめんを食べているうちに時間が過ぎ、僕の乗る列車がやってきました。07:12発の「こだま693号」です。昨日の記事でも書いたとおり07:32発の名古屋始発の「ひかり495号」に乗れば用事は足りるんですが、ついつい早く来ちゃったので、これに乗っちゃいます。いつも「こだま」も混んでいる東海道新幹線ですが、さすがに朝まだ早い時間帯なので、自由席の車内はがらがら。余裕で着席です。
▲名古屋駅17番線に新大阪行き「こだま693号」が到着。
▲まだ早朝だけあって自由席車もガラガラ。
名古屋を出ると次の停車駅は岐阜羽島。反対側のホームには、700系の「ひかり」が停車中。これも行き先表示が巻き取り式でうれしいです。新大阪からの東京行き「ひかり506号」ですね。新大阪以西では「ひかり」の「さくら・みずほ」化が急激に進んで「ひかり」がほとんど姿を消し、東京発着の「ひかり」も本数は増えていませんから、実は「ひかり」にはなかなか出会えなくなってきているかもしれません。巻き取り式の行き先表示幕の赤地の「ひかり」、これからますます見られなくなっていくのかも。
▲岐阜羽島停車中の「ひかり506号」。赤地の「ひかり」はもはや少数派。
岐阜羽島を出ると、14分で米原到着。僕はここで下車します。「こだま693号」は始発の静岡から終点の新大阪まで、追い抜かれ待ちの停車は一つもなく、どの停車駅でもすぐに発車して行きます。早朝の「こだま」はなかなか俊足です(^^)。
▲07:37、「こだま693号」、米原到着。ホームに人けがないですね。
▲追い抜かれ停車もなくすぐに発車して行きます。
新幹線ホームから在来線ホームへ移動し、5/6番ホームへ下ります。隣の3番線ホーム(米原駅にはどうして4番線ホームがないのだろう?)には、07:50発の関西空港行き1013M特急「はるか13号」が停車中です。以前関西空港から米原行きの「はるか」に乗った時、新大阪や京都から乗ってくる人がとても多かったのに驚きましたが、米原発の「はるか」も関空アクセスとは関係なく米原~京都・新大阪間だけの利用者が多いのでしょうか。
▲新幹線から在来線ホームへ移動すればそこはJR西日本のテリトリー。
▲07:50発の関西空港行き「はるか13号」。
6番線に列車が到着しました。07:44発の大阪始発長浜行き快速700Kですね。……っと、あれれ?やたら長いな。なんとこの700K、12両編成で到着です。関西圏で12両編成で走る普通電車があるんですねえ。
あとで調べてみたところ、平日に700Mとして走るときは6両編成ですが、土休日に700Kとして走るときは12両編成に一気に倍増。これはなかなか壮観です。しかしこの列車は米原で前4両と後8両に切り離し、長浜まで行くのは前4両のみ。米原に残った8両は「回送」となって引き上げていきますが、これは今度はどこ行きになるのでしょうか。
あとで調べてみたところ、平日に700Mとして走るときは6両編成ですが、土休日に700Kとして走るときは12両編成に一気に倍増。これはなかなか壮観です。しかしこの列車は米原で前4両と後8両に切り離し、長浜まで行くのは前4両のみ。米原に残った8両は「回送」となって引き上げていきますが、これは今度はどこ行きになるのでしょうか。
▲真ん中が700K長浜行きが去ったあとの回送8両編成。右は07:46発の2M特急「しらさぎ2号」。
続いて5番線には米原始発の敦賀行き普通列車133Mが入線しました。223系V55編成ですね。最近北陸へ行く機会が多く、名古屋や新大阪・京都経由で北陸に出入りすることもよくあるのですが、思い返してみると、いつももっぱら「しらさぎ」「サンダーバード」ばっかりで、各駅停車の普通列車でこのあたりを走った記憶がありません。湖西線や湖東の北陸本線を各駅停車でゆっくり走ってみたいものです。