端午節は台風4号とともに(その22;女性運転士さんかっこいい)
2012年6月24日、女性乗務員急増中。
僕が次に乗る列車は米原始発なのできっと早く入線していて、僕が米原に早く着いてもすぐに乗れるだろうなと思っていたのですが、全然違った。せっかく名古屋を計画より早い「こだま」で発って米原に07:37に到着したのに、次の列車が入線したのは発車8分前の08:01。なーんだ、ゆっくり来ればよかった。
その列車とは08:09発の5051M特急「しらさぎ51号」金沢行きです。車両はオレンジ色の細い線が入った683系2000番台の5両編成です。
車側の行き先表示と愛称表示は、行き先のほうはLED式ですが、愛称のほうは巻き取り式で「回送」表示で入線するので、入線してから幕を回転させます。「スーパー雷鳥宇奈月」や「雷鳥」の表示も出たりして「わっ、なつかし!」と思うのもつかの間、「しらさぎ」のところで回転がストップして「しらさぎ51号」のできあがりです。
▲特急「雷鳥」、ついこのあいだまで走っていたような気がするのに……
名古屋発07:32の「ひかり495号」が米原着07:58で「しらさぎ51号」に接続するのですが(だから僕もそれで来ればよかったわけですが)、まだ朝早いせいか乗り継ぎ客は多くなく、僕の乗った車両もがらがらのまま米原を出発しました。米原を出発した「しらさぎ51号」は、長浜、敦賀、武生、鯖江、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松、松任、金沢と停車していきます。
僕はすぐに7番線に移動して10:14発の1009M特急「はくたか9号」に乗り換えます。
ここで二つJR西日本に対して意見があります。まず、金沢止まりの「しらさぎ」「サンダーバード」と「はくたか」は同一ホームで乗換えができるようにしてほしい。そして、「しらさぎ」「サンダーバード」と「はくたか」を乗り継いで、例えば富山~米原(名古屋)・新大阪(京都)間を途中で改札を出ずに乗り通す場合は通しの特急料金にしてほしい。全部の「しらさぎ」や「サンダーバード」に富山まで入ってほしいところ、JR西日本側の都合で金沢止まりにしているものがあるわけですから、「はくたか」「北越」との乗り継ぎの便をぜひとも図ってほしいのです。
金沢から高岡まで一区間、24分乗って、特急料金を730円とられました。米原から高岡まで直通すれば普通車指定席特急料金は2,820円。米原から金沢までなら2,610円なので、その差は210円。なのに、金沢で「はくたか」や「北越」に乗り換えると自由席で510円も余計にかかるのです。なんか損した気分~~。
で、10:38、「はくたか9号」高岡到着。僕はここで下車しまして、反対側のホームに停まっている521系G01編成に移動します。金沢始発の富山行き普通列車441Mです。高岡には10:35に到着し、「はくたか9号」に追い抜かれてから10:41の発車予定です。
▲高岡駅で発車を待つ富山行き441M。
それにしても、最近女性乗務員がすごい勢いで増えているのは驚きます。さっき降りた「はくたか9号」でドア扱いをしていた車掌さんも女性でしたし、この441Mは運転士さんも車掌さんも女性です。
521系で金沢以東に入る列車はみんな2両編成と短いので、車内はなかなか混んでいて着席がままなりません。ここは久しぶりに前面展望かぶりつきといきましょう。
▲高岡~富山間は直線区間が長く、スピードの出しどころ。
運転士さんは、女性です。かちっと帽子をかぶり、真っ白い手袋をした手できびきびと指さし確認をしながら列車を走らせている姿は、ズバリかっこいい。そのきびきびしたマスコンさばきを眺めながら終点富山まで乗っていきたい!と思いましたが、僕は小杉で下車しなければなりません。残念。10:49、小杉到着です。
▲女性運転士さん、大いに活躍中。
▲441M、小杉到着。女性運転士さん、さようなら(涙)。