田植え直前!新緑の青森へ(その10;陸奥湾に出ないRWY24アプローチ)
▲青森空港へのファイナルアプローチでは八甲田連峰と雲谷峠が見えた。
2012年5月24日、やっと青森。
富山上空で日本海へ抜けたJAL2151便の眼下には、その5分後くらいにうっすらとですが陸地が見えてきました。佐渡島です。えっ、佐渡島ってこんなに大きかったっけ?と思うぐらい大きく見えたのは、もしかして高度が低かったのかな。それとも佐渡島って実際にこんなに大きい?
夜行フライトの疲れでうとうとしているうちに、気がつけばファイナルアプローチ。青森空港へは、弘前、黒石、田舎館、浪岡方面からRWY06方向にアプローチしていって、北風ならそのままRWY06に着陸しますが、南風の場合は青森空港上空をスルーしていったん陸奥湾に抜け、陸奥湾上で右旋回して方向を変え、再び青森市上空を飛んでRWY24へと下りていきます。僕はこのRWY24へ向かうときの陸奥湾上空での旋回が大好きで、今回もRWY06に下りずに青森空港上空をスルーしたので、内心「やった!」とほくそえみました(^^)。
青森空港をスルーすると、左側眼下には青森環状バイパスと青森道、それを跨ぐように吊り橋のような橋桁がかかっているのは東北新幹線です。主翼の下に見えるのは青森県総合運動公園や三内丸山遺跡。僕の実家の近所の見慣れた景色です。
▲青森環状バイパスを跨ぐ東北新幹線の吊り橋型の高架、見えますか?
ところが、さあこのあと陸奥湾の上に飛び出すぞ!と思った瞬間、機体が大きく右に傾きました。あれれっ?と思う間もなく、まだ青森市の中心部にも至っていないのに右へ急旋回。左に八甲田連峰や雲谷峠を眺めながら、そのままRWY24へ着陸してしまいました。
南から飛んで来てのRWY24へのアプローチで陸奥湾上空に出なかったのは初めての経験です。これは機材がエンブラエル170という小回りのきく小さな機体だからなのでしょうか。青森市内の様子や陸奥湾上空の美しい景色を見られなかったのはちょっと残念だったけど、こういうアプローチもあるということがわかったので、まあいいか(^^)。
青森空港には定刻より少々早めに到着。青森地方は青空が広がる気持ちの良いお天気。ご老人たちの団体観光ツアーはこれからどこへ行くのかな。僕は青森駅前行きのJRバスに乗ってひとまず駅をめざします。
あ、そう言えば、バスのりばで運転手さんに「新青森駅へ行きますか」と尋ねている観光客がいました。運転手さんは「いやー、空港から新青森駅へ行くバスはないんですよ」と答えていましたが、そのとおり。青森駅前行きのJRバスも、弘前駅前行きの弘南バスも,新青森駅には立ち寄りません。しかし、今や新青森駅は新たな交通の拠点になったわけですから、空港と新青森駅を直接結ぶ交通手段があってもいいのではないかと思いました。青森の観光振興のためにぜひ検討すべきだと思う。
あ、そう言えば、バスのりばで運転手さんに「新青森駅へ行きますか」と尋ねている観光客がいました。運転手さんは「いやー、空港から新青森駅へ行くバスはないんですよ」と答えていましたが、そのとおり。青森駅前行きのJRバスも、弘前駅前行きの弘南バスも,新青森駅には立ち寄りません。しかし、今や新青森駅は新たな交通の拠点になったわけですから、空港と新青森駅を直接結ぶ交通手段があってもいいのではないかと思いました。青森の観光振興のためにぜひ検討すべきだと思う。
▲青空広がる青森空港に到着。