毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

9月、台風、飛行機旅(その9;ザーサイサンド)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010347.jpg富山空港で出発を待つ中国南方航空CZ614便北京行き。

 2011年9月9日、富山空港から初の国際線搭乗。

 前回の記事で、富山空港からの出発便はほとんど利用したことがないと書きましたが、そんなわけで今回がすごく久しぶりの出発便利用。しかも富山空港から初めて国際線のフライトに乗ります。

 そのフライトとは、16:55発の大連経由北京行き中国南方航空CZ614便です。15:55に北京から到着したCZ613便が既にブリッジに付いて、折り返しの準備をしています。

 このフライトは、今年3月27日から、それまでの富山~大連便を北京へ延伸する形で設定されたフライトで、しかもデイリー運航が予定されていましたが、折悪しく東日本大震災の影響でしばらく週4便体制が続き、10月30日からようやくデイリー運航が回復しました。北京便が毎日運航されている地方空港は富山だけではないでしょうか。僕が乗ったこの日はまだ週4便体制の頃でした。

 こぢんまりとした出国審査場を抜け、こぢんまりとした待合室で搭乗を待ちます。この日は金沢大学の学生グループが大勢いて、中国の中秋節の3連休に当たることもあってか、なんとなく満席の気配です。待合室にある売店は富山や北陸のおみやげがけっこう充実していて、最後のお買い物に使えます。

 機材は121席仕様のA319。やはりほぼ満席になって定刻に富山空港RYW20から離陸です。

 さ、機内食です。昼に羽田空港「東京ラーメン天」で食べたっきりなのでおなかが空いているのですが、機内食は中国の国内線とそれほど違わない紙箱+ホットミールが配られました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010352.jpg 国内線みたい……

 ホットミールのほうはチキンとビーフのチョイスがあったような気がするけど、僕はチキンをチョイス。紙箱のほうは、国内線との違いと言えば、パストラミやサラダもどきのような冷菜とデザート代わりのプチトマトが入っていることと、パンにバターが付いていることぐらいかしら。そしてここにもやはり真空パックのザーサイが標準装備されていましたので、お約束どおり、パンにはさんでザーサイサンドを作ってみました。イヤ、けっこうおいしいんですよ、何回も言ってますが。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010358.jpg チキンをチョイス。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010402.jpg ザーサイサンドはお約束。

 席が窓際ではなかったので外の様子がよくわからないまま、大連空港に到着します。スケジュールでは大連空港到着は18:40ですが、定刻よりちょっと早めに到着したようです。

 中国の国際線は経由便が多く、日本線も大連経由や上海経由、青島経由のフライトが数多くあります。中国では、経由便の出入国審査は経由地で行うこととなっており、このCZ614便も、中国への入国審査は最終目的地の北京ではなく、経由地の大連で行います。そのため、大連で降りる人は到着ロビーの方へ誘導され、北京まで行く人は機内にとどまっていることはできず、必ずいったん降機し、搭乗待合室の方へ誘導されて、搭乗待合室の一角にある入国審査場で入国スタンプを押してもらわなければならないのです。

 大連空港はまだ明るく、青空に浮かぶ雲が夕焼け色に染まっています。トランジットタイムは1時間の予定です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010407.jpg 大連空港に到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010411.jpg ▲ここで全員降りて、北京までの乗客も入国審査を受けなければなりません。