田植え直前！新緑の青森へ（その33；おばちゃんパワー）

▲富山空港で出発を待つ羽田行きANA890便。

　2012年5月27日、お約束のザーサイサンド。

　富山市内の海鮮丼専門店「海鮮どーん」でおいしい海鮮丼を食べたあとは、飛行機の時間まで近くの施設を見学します。まずは「ますのすしミュージアム」。富山と言えば「ますのすし」の老舗大手「源」が工場の一角を「ますのすしミュージアム」として開放し、観光スポットとなっています。もう一ヶ所は、とやま健康パーク内に今年4月29日にオープンした「富山県立イタイイタイ病資料館」。とても勉強になる施設です。

　どちらも空港から比較的近い場所にあるので、見学が終わったらすぐに空港へたどり着くことができます。

　ここからは最近乗り慣れてきた富山16:55発大連経由北京行き中国南方航空CZ614便に乗ります。

▲よく見えませんが、CZ614便です。

　するすると出国審査を終え、16:40頃に搭乗開始。この日は日本人団体客もいたりして、まあまあの搭乗率。機材はA319で3×3の6列アブレストで、僕は窓際席ですが、隣もその隣の席も空いたままで、比較的ゆったりできます。全体として半分埋まったかどうかという感じ。

　機窓からは、17:05発の羽田行きANA890便がブリッジについているのが見えます。レジJA-8272のB767-300です。そして富山空港のターミナルビルも見えます。河川敷に滑走路やエプロンがあり、異様に長いブリッジが護岸工事を施された土手を越えて土手の外側のターミナルビルに接続されているという構造はかなり珍しいでしょう。

▲スポットとターミナルビルの間に土手があるのは富山空港だけでは？

　一瞬天気雨が降ってきましたがすぐに止み、16:54にプッシュバック開始。富山空港にはRWYエンドへの誘導路がないので、滑走路の上をタキシングしてエンドでぐるるとUターンし、RWY02から北へ向けてスムースに離陸しました。
　
　離陸をすればやがて機内食。……の前に、前の席に座っているちょっとお年を召した日本人のおじさんおばさんの団体さんがもう待ちきれず、客室乗務員を呼んで「ちょっと！ビール持ってきて！6本！」とさっそくビールを催促。日本語を解さない客室乗務員が「Can you speak English?」と聞いても「No!」と答えて「ビール、ビール！」と連呼。どこのおばちゃんたちかわからんが、元気ええなあ(^^ゞ。

▲積み込まれたビールは北京の地ビール「燕京ビール」でした。

　おばちゃんたちのおかげでビールも積んでいることがわかったので、機内サービスが始まると僕もビールを要求（笑）。冷えてはいませんが、まあないよりはマシ。北京の地ビール「燕京ビール」です。前の列のおばちゃんたちは、機内食が配れるときに飲み物を聞かれて「何があるの？」「焼酎ないの、焼酎！」と相変わらず日本語だけで強行突破しようとしてました(^^ゞ。

▲いつもの紙箱とホットミール。

　機内食はいつもの紙箱とホットミール。今回は麺とごはん。いや、正確には、機内前方の段階では「ビーフヌードル」と「チキンライス」と「フィッシュライス」があったようなんですが、おばちゃんたちの日本語攻撃にけちょんけちょんにされた客室乗務員は僕の席のあたりに来る頃には「麺かごはんか」としか聞かなくなってしまってました。おいがんばれよ、男性客室乗務員！（笑）

　というわけで今回の僕のチョイスは麺（というか太めのうどんですね。）。ついさっき海鮮丼を食べたばかりだからこれで十分です。

▲今回はヌードルをチョイス。まさに焼きうどん！

　あ、でもザーサイの真空パックが入っていたので、お約束のザーサイサンドを作らないわけにはいきません。冷たい丸パンを半分に割ってバターを塗り、ザーサイをプットオン。そしてパンの上下を合わせれば完成。おっ、今回のできはザーサイバーガーっぽいな！（笑）

　機内サービスが終わってしまい、食べ終わって食べガラの回収が終わってしまうと、もう客室乗務員は機内に回ってこなくなるし、シートテレビはもちろんないし、天井から吊り下がっているいくつかのディスプレイではわけのわからん番組を流している上にイヤホンがないから視聴できないし、ま、今回は隣席もその隣も空いてるから静かでいいかと思いながら、CZ614便は西へと飛行を続けます。

▲ザーサイサンドを作らないわけにはいかない。

▲今回はなんとなくザーサイバーガーっぽいできになったよ。