毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

田植え直前!新緑の青森へ(その32;海鮮どーん)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020656.jpg ▲富山市内の人気店「海鮮どーん」で食べた「トロサバあぶり丼ブラックペッパー風味」。

 2012年5月27日、越中富山ふるさとチャレンジ。

 富山で用事を済ませ、いよいよ北京へ戻る日が来ました。いよいよと言っても今回の日本滞在は短く、5月23日の夜に北京を経って機中で一泊、24日の夜は急行「はまなす」で車中泊、25日は都内のホテル、26日は富山と、全然落ち着かない毎日でした(笑)。

 帰国便に乗る前にみんなでランチへ行こうということになり、富山空港へのアクセスも考えて、北陸時自動車道富山ICを下りてすぐの国道41号線(越中東海道)を南へ折れてすぐにある「海鮮どーん」へ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020558.jpg ▲黒板、黒壁が特徴の、ちょっと異色の海鮮丼専門店。

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        ▲越中富山ふるさとチャレンジのスタンプラリー応援店。

 富山県では現在「越中富山ふるさとチャレンジ」キャンペーンを展開中。11月23日に郷土検定「第7回越中富山ふるさとチャレンジ」が行われることになっていて、実行委が選出した参加施設を実際に訪れてスタンプをゲットすれば、スタンプ1個あたり1点が越中チャレンジの得点として加算されるというスタンプラリーも実施中。参加施設は県内167ヶ所、また飲食店はそのお店を利用することによってスタンプがもらえるという「スタンプラリー応援店」という扱いでこれが48店舗指定されています。ここ「海鮮どーん」はそのうちの一つ。お店の前には「ふるさとチャレンジ」ののぼりがはためいています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020638.jpg ▲黒木が基調の意外にもシックな店内。

 「海鮮どーん」という店名からして丼物の店であることは予想がつき、そうであれば魚市場の大衆食堂のような場所であろうと見当を付けてみたが意外や意外、そこは黒木をふんだんに使ったシックなお店で、店内にはジャズが流れているではないか。ここはイタリアンのお店かカフェですと言ってもちっとも違和感がないぞ。

 しかしメニューを見ればやはりここは丼物屋さん。富山自慢の海産物を使った丼ごはんが約42種類楽しめるとか。印刷メニューの他に、店の入りばなに置いてあるボードには「本日の地どれどーん」は「氷見産ふくらぎ丼」、「創作どーん」は「春の三色丼(ウニ、ホタテ、いくら)」「甘えび温玉丼」など、そして「数量限定おすすめメニュー」などが所狭しと並んでいます。これは迷いそう!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020642.jpg ▲さすが丼物専門店。ずらりと並んだメニューに目移り必至。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020634.jpg ▲こちらのボードには「本日の地どれどーん」などが並んでます。

 このお店は、単にメニューの種類が豊富なだけでなく、お米は富山産コシヒカリ100%、お茶は富山市内の中田保商店の協力、味噌は富山産コシヒカリ100%・大豆100%の殿様味噌を使用するというこだわりもなかなか。テーブルの上に醤油差しが4つも置いてあるのも目を引きますが、「特製づけ醤油」「ポン酢醤油」「濃口醤油」「甘口醤油」とまったく別々の4種類の醤油が用意されていて、食材や好みによって変化を楽しむことができるようになってます。ただ、まったく同じ形の同じ醤油差しなので、間違って別のフタをしてしまうと混乱してしまうかも?ワザとフタを替えるなんていうイタズラは厳禁です(笑)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020646.jpg ▲醤油は4種類あって、食材や好みで使い分けられます。

 それでは、このときは4人で行きましたので、一気に4どんぶりをご紹介しましょう!(笑)

 まず僕のチョイスは、なんと言ってもサバ好きですから「トロサバあぶり丼ブラックペッパー風味」880円、ライス150g増しでプラス150円。食欲をそそる焦げ目がうまい具合についた脂ののったサバの切り身がごはんを覆い、その上に刻んだ海苔、青ネギ、ネギがたっぷりかかり、その頂点には大根の千切りがこんもり。僕はこれを濃口醤油でいただきます。うまっっっ!!(^^) あっ、なお丼物には味噌汁とお新香が自動的についてきます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020651.jpg ▲トロサバあぶり丼ブラックペッパー風味。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020701.jpg ▲この焦げ目がたまらん。一切れかじると中は脂がとろりとのって美味。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020629.jpg ▲一切れがもうちょっと大きかったらもっと食べ応えがあるのに(笑)。

 お隣さんは「甘味のいか丼」580円。真っ白で艶やかなイカの千切りを真ん中にこんもりと盛り、その上にとびっこがトッピング、そしてゴマがぱらり。酢飯は刻み海苔で縁取られています。イカは少々かき混ぜて粘りが出してあり、ねっとりとした甘さが楽しめます。これは特製づけ醤油か甘口醤油が合うかな?

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020608.jpg ▲甘味いか丼。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020612.jpg ▲千切りにしてかきまぜたイカはねっとりと甘そう。

 お向かいのお二人のチョイスは、まずは「創作どーん」の一つ「春の三色丼(ウニ、ホタテ、いくら)」1,380円。メニューの中ではかなり豪華な部類に入りますな(^^)。

 「三色丼」という名前のとおり、ウニ、ホタテ、いくらが酢飯の上にキレイに盛りつけられています。トッピングに添えられた大葉と大根の千切りも合わさってなかなかの彩り。刻み海苔、刻みネギもたっぷりです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020705.jpg ▲春の三色丼(ウニ、ホタテ、いくら。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020603.jpg ▲艶やかなホタテも新鮮そう。どこから来てるんかな。

 そしてもう一つは、これまた「創作どーん」の一つ、「ばくだん丼」980円。トッピングはづけマグロ、イカ、イクラ、ウニ、トビッコ、山芋、卵黄で、これに更に納豆かめかぶを加えることができ、今回はめかぶをチョイス。これにはやはり特製づけ醤油でしょう。卵黄をくずしてかき混ぜて、ぐじゃぐじゃにして一気にかき込むと、元気が出そうです。これで980円はおトクだね。

 どの丼も値段はリーズナブル。海鮮丼のファストフード店といった感じでしょうか。ホタテやイクラは富山にはあがらないと思うし、サバの水揚げも多くはないはずなので、出される海産物の全部が富山産というわけではありません。「地とれメニュー」だけが富山・氷見からの直送物を使っていることを保証しています。まだオープンしてそれほど経っていないのか、今ひとつ客さばきが悪く、注文の品が出てくるまでけっこう待たされることもあります。店長さんもそのあたりはわかっているようなので、だんだん改善されてくることでしょう。既に人気店なので、これからますます人気の丼スポットになると思います(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020617.jpg ▲これまた「創作どーん」の一つ、「ばくだん丼」。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020624.jpg ▲かきまぜて一気に食べると精が付きそうだ。