毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

9月、台風、飛行機旅(その10;最終回)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010416.jpg ▲大連空港新国際線ターミナル1番ゲート。

 2011年9月9日、共用が始まったばかり。

 今回の連れは今年何回も大連に来たことがある人だったのですが、その人が、着陸したCZ614便が近づいていく先のターミナルビルを機窓から見て驚いたように「あれっ、このターミナル、見たことない」。

 そう言われて見てみると、CZ614便は、確かに今まで見たことのない大きいターミナルのブリッジに付こうとしています。大連空港にはいつの間にか新しいターミナルビルができていたのでした。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010421.jpg 新ターミナルビル内部。 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010426.jpg 人けのない1番ゲート。

 1番ゲートに着いたCZ614便を降りてターミナルの中に入ると、確かにこのターミナルはド新品。できたばかり、というか、まだできていない感じ(^^ゞ。ゲートから入国審査場までかなりの距離を歩かされて、またゲートに戻って来るまでかなり歩かされて、相変わらず中国はユーザーフレンドリーじゃないけれど、長々とターミナルを歩いてみると、まだまだ工事中のところが残っているし、売店や免税店なども開いてはいるけれど本格稼働という雰囲気ではない。売店の壁には「営業中」という貼り紙はあるものの「新しい空港にひつ越すのために申し訳ございません」という、何が申し訳ないのかよくわからない日本語も書いてありました(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010432.jpg ひつ越しても営業中。

 あとで調べたら、この新しい国際線ターミナルは現行ターミナルの西側に隣接しているらしく、しかも共用開始が9月9日だったとのこと。なんと、僕がCZ614便で到着したこの日が新ターミナルオープンの日だったってわけですか!なんかそれにしてはCZ614便の乗客以外誰もいなくてひっそりしてたなー。

 CZ614便は、大連からの国内線の乗客も積んで、再び満席状態になり、19:40、定刻に大連を出発しました。北京までのブロックタイムは1時間45分がとられていますが、そんなにかかるはずはない。きっと21時頃には着くだろうなと思っていると、再び機内食。CZお得意の、アルミホイルで包んで温めたホットドッグです。これ、けっこうおいしいんですよね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010436.jpg 大連からはホットドッグ。

 予想どおり、北京には早めのランディング。しかし例によっていちばん東側のRWY01に着陸し、真ん中のRYW36Rを跨いで第2ターミナルへ行かねばならないのでそれに時間がかかり、しかもブリッジには付かずにバスでの移動になったので、結局定刻どおりのようになってしまいました。

 それにしても大連経由とは言え、富山と北京を直接結ぶフライトがあるというのはなかなか便利ですね。しかも毎日運航だなんて。この日は例の金沢大学のグループが北京まで乗り通したので富山から北京まで乗った人は多かったのですが、普段は富山からの乗客の大半は大連で降りてしまい、大連からは国内線の乗客ばかりになってしまうそうですが、ぜひデイリー運航を維持してほしいフライトだなと思いました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010440.jpg CZ614便、北京到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819010448.jpg ▲バスでの移動になったので、全員降り終わるまで、北京の夜風に吹かれよう(^^)。