6年ぶりのねぶた帰省（その17；中華そば「ろぜお」）
▲本当は「煮干し中華そば」が食べたかったはずなのに気がつけば「ろぜお 2011年8月9日、酷暑ここに極まって熱いラーメン。
7日の夜に青森に戻ってきてからは、また病院通いの毎日。ねぶた祭りが終わって夏は終わったかと思いきや、青森なのに猛暑が続きます。市内を自転車で走り回っていると卒倒しそうになります。いや、関東や西日本、南日本ではこれよりもっと暑い上に節電モードでもっとたいへんなんだと思えば、いちおうクーラーなしで暮らせる青森はまだいいと思わなければなりません。
いや、しかしここしばらくは青森でも日中は冷房が恋しくなる暑さです。
そんな中、毎日の行き来に自転車で通る道にラーメン屋さんがあることは気になってはいたのですが、某氏のブログを拝見して、けっこう知られている店であることが判明し、思い切ってお昼を食べに行ってみることにしました。
それが中華そば「ろぜお」。
毎日通り過ぎていたお店。
わりと というわけでごめんください。店内は右にカウンター、その奥に厨房、左は小上がりでテーブルが3つ。決して広いお店ではありません。
カウンターがいっぱいだったので、4人用でしたが座敷のほうのテーブルに上がって一人で独占。なんか申し訳ない感じ。ま、結局しばらくあとで二人連れが入ってきたので、自主的にカウンターへ移動し、テーブルを譲ってあげましたが（笑）。
女性の一人客もいるな…… さて注文。お、意外にもけっこういろいろメニューがある。外の看板に「煮干し中華そば」とあったのでそれが目当てだったんだけど、こりゃ目移りするな…… 夏限定の「和風冷やし中華そば」もあるし…… とんこつ醤油の「こってり中華そば」がこのお店のメインメニューのようだけど、とんこつはニガテだしなあ…… などと悩んだ結果！「ろぜおスペシャル」に決定！（笑）
定番メニューもいろいろ。
夏限定もございます。 とんこつがニガテなのにどうしてとんこつを注文してしまうんだろう……(T_T) 煮干し中華そばに惹かれた数分前までの自分はなんだったのだ……
で、「ろぜおスペシャル」、サービスのライスとともに出てきました。おお、かなりのボリューム。外は猛暑で店内も冷房はあまり効いていなくて座っているだけで暑いのですが、それでも熱いラーメンを食べてしまう、日本人って不思議な生き物だなと思いますが、食べたくなるものはしかたない。しかしそうは言ってもコレ、食べきれるかな。
ろぜお トッピングはシナチク、チャーシュー、白髪ねぎ、海苔、味玉、キクラゲの千切り。「ろぜおスペシャル」はメニューには「こってり中華そばに、ちゃーしゅー4枚、味玉子、のり3枚、しらがねぎ、めんまをプラスした、かなり豪華な中華そばです。」「かなりの具材がのっています。一気に混ぜてしまうとぬるくなりますので、少しずつ混ぜながら食べて下さい。」と書いてありますが、つまりは「全部のせ」ということかな。
まずはスープをひとくち。お、ウマイ。僕のニガテなとんこつフレーバーがほとんど感じられない！これならOKよ。見た目は濁ってどろりとしていてちっともおいしそうじゃないんですが（笑）、おいしい。でもやっぱりこのどろりとした感じはまだニガテかも（笑）。
麺はメニューにもあるとおり、中太ちぢれ麺。麺がこれぐらい太いとあまり「ちぢれ」にならないことが多いような気がしますが、ここのはわりとしっかりちぢれていていい感じです。もともとどろっとしたスープがちぢれ麺にさらによく絡んで、つるつると食べられます。
とんこつこってり系が好きな人にはズバリおいしい中華そばだと思います。しかし、ニガテな僕は後半少々飽きてきた、というか、くどくなってきた。次こそ煮干し中華そばにしよう、いやしかし、このこってり感はあとをひく……またこってり系のほうを食べてしまうかも…… ていうか、次はいつ行けるんだ？
中太ちぢれ麺。
どろり感のあるスープ。
▲掛け値なしでウマイです。あとは好みの問題。僕は次回は煮干し中華そばね(^^)。