長尾「こく煮干し塩味」(萩の花咲く秋のニッポン旅;その3)
▲既に速報済みですが、改めて青森「長尾中華そば」の「こく煮干し塩味」を手打ち麵で!
2014年9月21日、源タレ。
10月1日にUPした記事(コチラ)で速報しましたが、青森に帰省した翌日の昼、さっそく「長尾中華そば」を食べました。いつもは行けても青森駅前店ですが、今回は西バイパス本店へ足を運び、本店にしかないメニュー「こく煮干し塩味」を初めて食べたことは既にご報告したとおりです。
▲煮干し系とは思えないあっさり風スープなのに、しっかりニボニボ。
▲いちばん太い手打ち麺は実にもっちり。
連れの方は「長中定番の味 あっさり」をいちばん細いちぢれ麺で。これぞまさに津軽ラーメンの基本中の基本と言える一品。「あっさり」だからと言って侮るなかれ。煮干し風味は「あっさり」であってもがっしりしています。そして津軽ラーメンの特徴は、スープにまったく脂が浮いていないこと。煮干し・焼き干しダシならではのクリアスープは、一度飲んだら病み付きになりますよ!
▲このスープのクリアなこと!これぞ津軽ラーメン、長中「あっさり」です。
おっと、忘れちゃいけない、超オススメのサイドメニュー。白いごはんの上に豚バラチャーシューとキャベツの千切りを載せたものですが、和えてあるタレが、青森県民、特に南部地方の県民が自宅で焼き肉を焼くときにはほぼ必ず使うという上北農産加工農業協同組合の「スタミナ源たれ」、通称「源たれ」だというのが重要。青森県民はこのタレなしには肉を食えないのかもしれない……まさにごはんにピッタリで、ごはんが進むススム。ラーメンがなくてもいいぐらいの、おいしいサイドメニュー、名前は「上北丼」というのでありました。
▲長中自慢の豚バラチャーシューを「源タレ」で絡めてごはんに載せた「上北丼」。