毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

男鹿半島(萩の花咲く秋のニッポン旅;その4)

イメージ 2 ▲羽田発のJAL1207便が到着して、折り返しで青森発羽田行きJAL1208便になります。

 2014年9月21日、夕焼けに八郎潟。

 青森に帰ってきた翌日はまた用事で東京へ出ます。そろそろ夕方になってきた頃、青森空港へやってきました。展望デッキに吹く風はもはやけっこうひんやり感じます。青森空港は高台にあるので、市内よりも気温が少し低いのです。

 そこへ到着したのは、羽田からのJAL1207便。RWY24から着陸してスポットの方へタキシングしてきますが、青森空港は現在、国際線のフライトが入るスポットのあたりがかなり広い範囲で掘り返されて工事中のため、RWY06エンド側からスポットへ向かうには、途中でいったん滑走路へ入って滑走路上をタキシングして迂回しなければならないようになっているので、いつもよりスポットインまで少し時間がかかります。

イメージ 1 ▲工事中のため滑走路上を迂回してタキシングしてきたJAL1207便。

 JAL1207便は折り返しで17:25発の羽田行きJAL1208便になります。僕はこれに乗って羽田へ向かうのです。

 搭乗後、窓の外を見てみると、そこにはANAのボンQが。7月1日にめでたく青森線就航を果たしたANAのトリトンブルーも、就航後3ヶ月近くがたって、ずいぶんとなじんできたようです。見えているのは、17:05に札幌から到着したANA1900便で、このあと17:40発のANA1856便となって大阪伊丹へと出発するフライトです。レジJA-842AをつけたボンバルディアDHC8-Q400、愛称「ボンQ」です。そう言えばこのANA1856便には前回7月に帰省したときに乗りましたね(そのときの記事はコチラ)。

イメージ 3 ▲札幌から到着して伊丹への出発をオープンスポットで待つANAのボンQ。

 さて、この日のJAL1208便はレジJA-349JをつけたB737-800。JEX機だったはずですが、いつの間にかボディには「JAPAN AIRLINES」の文字が入っていました。JAL機に変更になったようです。

 RWY24から南西へ向けて離陸すると、右手に岩木山を見ながら津軽平野上空を飛び、やがてすぐに秋田県上空へと入ります。 機窓からは、霞がかった日本海の水平線近くに夕陽が沈みかけ、美しいあかね色が徐々に広がる空の下に、男鹿半島と八郎潟のシルエットがくっきりと見えていました。日が暮れるのももうまもなくです。

イメージ 5 ▲離陸してまもなく、沈む夕陽で空があかね色に染まり始めています。

イメージ 4 ▲その下には男鹿半島と八郎潟のシルエットがくっきりと。その向こうは日本海。