毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

「こく煮干し」+「チャキャベ」(暖冬正月北から南まで;その24)

イメージ 3 ▲青森「長尾中華そば」の「こく煮干し」と「チャキャベ」と無料ライスでランチ。

 2014年1月7日、ニボい!!

 6日の朝に寝台特急「あけぼの」の乗り納めで青森へ戻ってきて、実家で過ごしております。

 大晦日の無雪状態に比べれば、年が明けてから少しは雪が降りはしましたが、それほどまとまった雪にはならず、気温も高いので、路面の雪はすぐに溶けて、アスファルト道路なんかはもう乾いちゃってます。雪かき要らずの雪下ろし要らず。なんて今年は楽な冬なんでしょう~(^^)。

イメージ 8 ▲ニボニボ系ラーメンでおなじみ「長尾」の青森駅前店、雪がありません。傾いた写真でゴメン。

 この日の昼は青森駅前まで出張って、ニボニボ系ラーメンでおなじみの「長尾」青森駅前店へおじゃま。店の前の青森駅前公園もほとんど雪はナシ。もう乾いちゃってるところもあるぐらい。とても1月7日の陽気とは思えない。

 店内に入ろうとすると「すみませーん、食券お願いしまーす」と言われた。おお、そう言われて見ると、外の入口の扉の脇にこぶりな券売機が安置されているではないか。いつから食券制になったんだ?

イメージ 1 ▲「チャキャベ」と無料のライスが先に配膳。

イメージ 2 ▲見るからにごはんに合いそうでしょう?

 まずは、チャーシュー+キャベツ+「源たれ」の「チャキャベ」が配膳。ラーメンを注文するとセルフサービスでライスが無料なので、まずはライスをてんこ盛りにして「チャキャベ」の隣に置いてみました。

 「源たれ」は全国放送のTV番組でも取り上げられることがあるのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、十和田市の「上北農産加工」が製造、販売を手がける焼肉のタレ「スタミナ源たれ」のこと。青森県民、特に南部地方在住の県民なら、自宅で焼肉を食べるとき、「スタミナ源たれ」以外のタレを使うことはまずあり得ないでしょう(^^)。それぐらい青森県民に浸透している「源たれ」をチャーシューに絡め、キャベツの千切りを添えたこの「チャキャベ」はまさにライスにぴったり!

イメージ 4 ▲続いて「こく煮干し」+手打ち麵の中華そば、満を持して配膳。

 やがてやってきたのは、「こく煮干し」+手打ち麵の中華そば。青森駅前店では最もニボ度が高いもので、スープはどろりと濁り、表面には細かい泡が無数に浮き、よく見ると煮干しの固形分も浮いているのが見えます。こういうのは、どうでしょう、普通の醤油ラーメンしか知らない人だと、ちょっと引いちゃうんじゃないでしょうか。だって、スープはクリアじゃないし、不純物みたいなのが無数に浮いてて、泡が立ってるんですから。

イメージ 5 ▲ちっともクリアじゃないスープが自慢(^^)。

イメージ 6 ▲この泡はどうよ……(^^ゞ。

 青森駅前という立地もあって、客は引きも切らず、県外からの旅行客とおぼしき人も続々やってきます。ということは、「長尾」の中華そばは県外でも有名になってるってこと?

 さて、では「こく煮干し」のニボニボなスープをまずは一口。うーん、煮干し臭い!(笑)これがたまらんのです。県内には、これよりもスゴイ煮干しスープを出すラーメン店もあるやに聞きますが、僕にはこれでもかなり十分。「チャキャベ」をおかずにライスとともに、いただきます!

イメージ 7 ▲まずはスープを一口、煮干しです。手打ち麵はかなり太め。