毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

空弁「人形町今半すき焼き重」(暖冬正月北から南まで;その25)

イメージ 2 ▲青森発羽田行き最終のJAL1210便が折り返しの整備中。

 2014年1月8日、創業明治28年。

 ここ数年では飛び抜けて暖かく、雪のない中で過ごした青森のお正月も過ぎ、この日は青森を離れます。

 やってきたのは夜の青森空港。いつもなら除雪されてもっとうずたかく積まれた雪に囲まれている展望デッキにも今年はほとんど雪はなし。立入できる除雪済みの部分はすっかり乾いてしまっています。

 19:45に到着したのは羽田からのJAL1209便。これが折り返しで20:25発の羽田行き最終のJAL1210便になります。

イメージ 3 ▲未除雪エリアに少し雪が残るだけの暖かい展望デッキ。

イメージ 1 ▲羽田から到着したJAL1209便の周辺にも雪はナシ。

 この日の機材はレジJA-328Jを付けたJEXのB737-800。1月3日に羽田から乗ったJA-327JのJAL1203便に続いての「太陽のアーク」塗装のままのB737-800です。

 20:15に搭乗。右側の4番スポットに見えるのは札幌新千歳から到着したJAL2809便。12月30日に僕も乗ったフライトですね。この日はJA-224Jをつけています。エンブラエルERJ-170-100です。

イメージ 4 ▲隣はJ-AIRのエンブラエルERJ-170-100。折り返し20:40発の新千歳行きJAL2810便になります。

 この日の機内はガラガラ。半分も埋まっていない感じです。最初は予約どおり37番K席に座りましたが、後ろの席に乗客がいるので、36番K席に移動。20:21にプッシュバックが始まり、20:28にRWY24から離陸しました。

 定刻より早く21:36にRWY34Lに着陸して、3分後には8番ゲートにスポットイン。羽田は雨ですが、順調な飛行でした。

 翌朝も羽田から飛行機に乗るので、この日の夜は第2ターミナルに移動して羽田エクセルホテル東急に投宿し、第2ターミナルの地下にあるローソンへ食料の調達へ出かけるのはいつものパターン。この時間帯にここのローソンへ行くと、必ずと言っていいほど、大韓航空の客室乗務員さんたちが制服のままで集団で買い出しに来ています。21:45に到着したKE2711便のクルーなのでしょう。

イメージ 5 ▲パソコンのコードとかが散らかっててスミマセン。ホテルの部屋にて。

 いつもどおりコンビニ弁当でもいいんですが、完売間近の空弁コーナーにあった「人形町今半すき焼き重」がふと目に付いたので購入。1,575円という価格は空弁としては格別。明治28年(1895年)に本所に開いた牛鍋屋が始まりという人形町今半なればこそか。昼間の、他にたくさんの種類の空弁が並んでる時間帯なら、この値段を見ただけで、食べたくてもきっと買わないだろうな(笑)。他にほぼ選択肢のないこの時間帯だったので、試しに食べてみるチャンスがめぐってきたというわけです。

イメージ 6 ▲見るからに丁寧に作られているのがわかる、さすが人形町今半の「すき焼き重」。

 ビールなどとともにさっそくホテルの自室に持って帰って、さっそく開封。

 おお、フタを開けた瞬間に、丁寧な作りであることがわかります。掛け紙に「人形町今半が厳選する黒毛和牛のすき焼き重。とろけるような上質の味わいをお楽しみください。」と書かれてあるとおりです。牛肉に上にとろりとかかったタレ、糸コンニャク、シイタケ、お麩、玉子焼きに柴漬け、冷めていることを割り引いても、おいしい。まだ温かいときに食べたらどんなにおいしいか。人形町の本店で食べたらいったいいくらするのだろう……(^^ゞ

イメージ 7 ▲牛肉にきれいなサシが入っているのがうっすらわかる。おいしい。