6年ぶりのねぶた帰省(その16;大宮乗り換え)
▲NREの「こだわりのとんかつ弁当」、大宮駅で購入。
2011年8月7日、青森ねぶた最終日。
またしばらく中断してしまいましたが、今夏の帰省レポ、冬が近づいてもうだいぶ寒くなってきたというのに、暑く熱く再開いたします(笑)。
長岡から乗った「Maxとき334号」は17:34に大宮に着きました。途中高崎、熊谷のあたりで首都圏上空には黒雲が立ちこめ、今年の夏にずいぶん多く発生したステルス豪雨の様相。列車の運行に支障がなければいいのですが……
大宮からは20分の待ち合わせで17:54発の「はやて・こまち177号」に乗り換えます。「はくたか15号」は9号車9番A席だったのですが、「はやて・こまち177号」も偶然まったく同じ9号車9番A席でした。ねぶた祭りなど東北の夏祭り期間中で新幹線はとても混んでいて、この日はグリーン車しかとれなかったのです。
大宮で「はやて」に乗換え。
それではゆっくり駅弁でもいただきましょう。
日本に一時帰国したときに食べたくなるベストスリーはラーメン、カレー、トンカツだとこのブログでも何度となく書いてますが、その気持ちが働いているからかどうか、数ある駅弁の中でチョイスしたのはNREの「こだわりのとんかつ弁当」。掛け紙のシンプルさと「熟成チルドポークと粗挽き生パン粉使用」という宣伝文句に負けました。
シンプルな体裁だ。
フタを明けると、中身もかなりシンプル。日の丸弁当のような白いご飯ととんかつが大半を占めていて、他におかずはポテトサラダ、、野沢菜漬、りんごシロップ漬のみ。調味料はソースとマスタードの他にレモン果汁も付いてます。
NREのHPによれば「肉の旨さを引き出すためのチルド帯で熟成させ、冷凍させずにそのまま衣付けしております。肉本来のやわらかさとジューシーさが特徴です。粗挽きの生パン粉を肉厚な豚肉の食感をお楽しみください。肉質を追求する米国トップクラスのシーボート社の豚肉を使用したこだわりのとんかつ弁当です。」とのこと。確かに肉は分厚く、おいしく食べられました。満足した。
ホントに肉厚だ。
「はやて・こまち177号」は仙台に19:16に到着し、6分の停車です。盛岡でも10分停車するなど、震災ダイヤによる徐行運転でいろいろ時間調整が必要なのですね。
ふと窓の外に目をやると、隣の線路に見慣れぬ色の列車が……おっ、「はやぶさ」ではありませんか。仙台着19:22の「はやぶさ406号」ですね。震災ダイヤで「はやぶさ」も本来の実力を発揮できない日が続いていますが、きっと車内は満席でしょう。
隣に「はやぶさ」到着。
一ノ関あたりまで徐行が続いたあとは平常の速度に戻って北上します。上述のとおり、盛岡での「こまち」切り離しでは通常4分停車のところ、この頃は10分停車でした。
この日は青森ねぶた祭りの最終日。ねぶたの運行コースでの運行は昼間に行われ、夜は青森港での花火大会と受賞ねぶたの海上運行が行われているはず。ねぶた祭りを締めくくる花火大会は、同時に青森の夏の締めくくりでもあり、そこはかとなく寂しいものです。
残念ながら「はやて177号」はそれには間に合わず、21:28に終点新青森に到着しました。花火大会会場はまさに「あとのまつり」といったしんみりした雰囲気が漂ってるんだろうな……
終点新青森到着。