毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

6年ぶりのねぶた帰省(その18;お盆の帰省ラッシュ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819005536.jpg新青森で発車を待つ「はやて172号」。 

 2011年8月12、13日、お盆。

 またしばらく中断してしまいましたが、今夏の帰省レポ、冬が近づいてもうだいぶ寒くなってきたというのに、暑く熱く再開いたします(笑)。

 青森で実家の用事などをしながら過ごしている間に、お盆がやってきました。僕は8月14日に北京へ戻らなければならないので、このお盆の帰省ラッシュのさなかに移動をスタートしなければなりません。

 まずトップバッターは8月12日の新青森駅15:42発の「はやて172号」です。これはまあ帰省ラッシュの時期と言っても逆方向なので、普通車指定席の指定券も無事にとれ、猛暑の東京へとなんなく移動することができました。東京着は19:24で、所要は3時間42分。まだ震災特別ダイヤですが、徐行区間が短縮されて、だいぶ元に戻ってきた感じがします。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819005541.jpg 青森も暑かったなあ。

 その日は都内に一泊して、8月13日の早朝。向かうは富山です。

 東京から北陸へ向かう朝いちばんの接続は東京駅発07:00の「Maxとき303号」と「はくたか2号」の組合せなんですが、今回は敢えて「Maxとき303号」の一本前の06:32発の「たにがわ401号」を選択します。各駅停車ですが、今や風前の灯火となった200系を楽しむことができるからです(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819005545.jpg 200系の「たにがわ401号」。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819005550.jpg 東京も朝からうだる暑さ。

 実は「たにがわ」に乗るのはたぶん初めてです。ということは、本庄早稲田駅停車を体験するのも初めてかも。うろおぼえだけど。

 「たにがわ401号」は08:06に終点越後湯沢に到着。ドアが開くなり、「はくたか2号」の自由席狙いの人々が一斉に駆け出します。僕は「はくたか2号」のほうの指定券も持っているので焦る必要はないのですが、周りがダッシュしているのでこちらもなんとなく体が気持ち前のめりになり、僕も重い荷物を持って小走りになってしまいます(^_^ゝ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819005605.jpg 北急車両の681系。

 「はくたか2号」の自分の席に荷物を落ち着けてホームをぶらぶらしていると、やがて「たにがわ401号」の5分あとに到着する「Maxとき303号」を降りた群衆が我先にと階段を下りてきました。こりゃスゴイ。しかし「はくたか2号」に3両ある自由席車両は、さっき「たにがわ401号」からダッシュした人たちで既にいっぱいなのではないでしょうか。もしかしたら東京発一番列車の「とき301号」か、その一本あとで越後湯沢に07:36に着く8月12・13日だけ運行の臨時列車「Maxとき355号」で来た人も既に乗っているかもしれません。

 で、この日の1002M特急「はくたか2号」は、北越急行所属の681系、愛称「スノーラビット・エクスプレス」でした。681系、683系に乗ったことは数あれど、この赤い帯の北急車両に乗るのはたぶん初めて。北越急行はこの車両を何編成持ってるんですかね。これに当たるのはラッキーなほうなのかしら?

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 先頭車両の前方車側窓上には北越急行のマークとロゴが入っています。それとは別に、車両後方車側には雪ウサギをデザインした「スノーラビット・エクスプレス」のロゴも入っています。JR西日本持ちの車両が「ホワイトウイング」という愛称で呼ばれているのと対になって、首都圏-北陸接続の大役を担い続けています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819005617.jpg スノーラビットのロゴ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819005602.jpg 北急マークとロゴ。

 0番線には08:24発の犀潟行き普通列車828Mが停まっています。普通列車ですがHK100形シアター・トレイン「ゆめぞら」が充てられています。前回同じホームで別の列車を見かけたときは「ゆめぞらⅡ」でしたが、もちろん「ゆめぞら」のほうが先輩車両ですよね。

 「ゆめぞら」は、ほくほく線大池いこいの森駅~魚沼丘陵駅間にある5つの長いトンネルに入ると車内の天井が巨大スクリーンに変わって5本の映像作品が見られるというもの。このときは夏休み期間中だったので毎日上映していたのでしょうね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819005612.jpg シアタートレイン「ゆめぞら」。

 さて、「はくたか2号」は、08:20、定刻に越後湯沢を発車しました。「はくたか2号」は俊足列車で、越後湯沢を出ると直江津に停まるだけで、次はもう富山です。ほくほく線内の160km/h走行も楽しませてくれながら、富山には10:15の到着です。北陸地方も卒倒しそうな暑さです。

 そんな暑さの富山周辺であれこれと用事を済ませ、この日の締めくくりは小杉発の下り最終電車富山行き483M。金沢からの列車で、小杉発23:40、終点富山着23:51です。デカ目電車にまた乗れました。富山では通常4番線到着のところ、この日は5番線に到着し、4番線は何が原因か遅れていた上り最終電車、定刻23:32発の金沢行き普通列車456Mが入れ違いで発車して行きました。それにしても、夜が更けても富山は暑い!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819005622.jpg ▲この日の〆めはデカ目電車。隣は走り去る金沢行き最終456M。20分ほど遅れてました。