毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその3;初!アクセス特急)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001221.jpg ▲オレンジが基調になってます、成田スカイアクセスのホーム。

 2011年6月17日、スカイライナー運休中。

 北京発のJL860便は、意表を突いた小松、富山上空経由の北からのコースをとったせいなのかどうなのか、定刻12:55より大幅に早く12:23に成田空港に到着しました。日本到着後いろいろやることがある僕としては、早く着いてくれるのは実にありがたい。

 さくさくと入国審査を済ませ、荷物を引き取って到着ロビーに出て、スーツケースを宅配便に託して身軽になったところで、JR・京成ののりばへ向かいます。

 JR、京成ともに震災節電ダイヤが組まれているため、特に日中の「成田エクスプレス」と「スカイライナー」は多くが運休になっています。

 そのせいもあって今回乗ることになったのが、成田スカイアクセスを走るアクセス特急。特急料金などがいらない普通の特急ですね。今まで新「スカイライナー」でしか通ったことのなり成田スカイアクセスを普通電車で初体験します。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001216.jpg アクセス特急は羽田行き。

 空港第2ビル駅の京成線ホームはもともと1面1線しかなく、下り列車も上り列車も1つのホームを共用していましたが、成田スカイアクセスの開通開業に合わせて1面2線に改修し、しかもそれを真ん中で区切って京成本線の電車と成田スカイアクセスの電車のホームを分けるという1面4線運用がとられている珍しい駅です。乗車路線によって運賃が大きく変わるのでこのような措置が必要なのでしょう。入場時に通る自動改札も別々になっています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001225.jpg 手前スカイアクセス、向こう京成。

 これから乗るのは、13:12発の1302Kアクセス特急羽田空港行きです。本来なら12:43発の「スカイライナー16号」、13:03発の「スカイライナー18号」、13:43発の「スカイライナー20号」があるのですが、運休なので、普通電車のアクセス特急に頼るほかありません(現在はスカイライナーの運転本数は増えています。)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001229.jpg アクセス特急の乗車口案内。

 さて、やってきたのは京成電車なのにブルーが基調の3000形7次車、3050形です。この車両に乗るのは初めてです。京成電車でブルーが基調というのは実に目に新鮮。

 この3050形は成田スカイアクセス用の通勤型電車として投入された新型車両で、前面には飛行機をデザインした赤いマークも入れてあり、空港アクセス列車としても機能していることを示しています。

 車内はもちろんオールロングシートですが、各ドアの上部にLCDタイプの案内表示器があり、日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語でも各種案内が表示されます。色使いもカラフルで、とても見やすく作られています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001245.jpg とても見やすい案内表示器。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001239.jpg 中国語でも表示されます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001233.jpg空港第2ビル駅に到着した13:12発の羽田空港行きアクセス特急。車両は新型の3050形。