毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

強風の清明節に帰省した(その7;新年度出勤日初日)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013722.jpg ▲早朝の空港第2ビル駅。朝7時半を過ぎないと優等列車はやってこない。

 2012年4月2日、空港アクセス列車と通勤ラッシュの関係。

 06:27にスポットインしたCX524便からブリッジを伝って降機し、入国審査へと急ぎます。CX524便は定刻が06:00で、成田空港が朝6時にオープンして最初に到着する便なのですが、この日は結局少し遅れての到着となり、2番手か3番手の到着だったようです。しかしまあまだ早朝なので入国審査場はがらがらで、預け荷物もないのでするすると到着ロビーに抜け出ることができました。

 なので、予定の電車にも余裕で間に合いました。空港第2ビル駅、スカイライナーの初便はなんと08:21、京成本線経由のモーニングライナーでも07:52発、成田エクスプレスは07:33と、優等列車が動き出すのはまだまだ先。このへんも日本を代表する国際空港としていかがなものかと苦言を呈したい(笑)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013715.jpg まだ静かな2タミ駅。

 そこで僕は、空港第2ビル発07:01の606K西馬込行きアクセス特急。乗るときはまだいいです。ガラガラに空いてたから。でもできればあまり乗りたくなかった。停車駅ごとに通勤客がどんどん乗り込んできて、朝の通勤ラッシュに突入してしまうから。特にこの日は新年度になって最初の出勤日。フレッシュマンたちが続々乗って来ます。そう言えばこの日は、東京の通勤ラッシュ時の乗降ルールというか乗降秩序にまだ慣れていないフレッシュマンたちのせいで地下鉄など鉄道各線で遅れが出たというニュースを耳にしました。毎年恒例のことととは言え、知らずに成田空港から乗った外国人などはあんな殺人的な通勤ラッシュに巻き込まれて「なんじゃこりゃ」と思ったことでしょう。成田空港アクセス列車は早朝であれ深夜であれ優等列車を走らせるべきだと思います(リムジンバスだって走り始めるのは午前7時になってからなんだから。)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013728.jpg というわけで高砂到着。

 成田スカイアクセス経由のアクセス特急に乗ったのは今回が2回目。最後尾車両は3053番車という車番をつけていました。2010年の成田スカイアクセス線開業時に投入された3000形7次車(3050形)車両ですね。

 京成高砂には07:48の到着。まさに通勤ラッシュのまっただ中で、ホームは人であふれています。こんなところをスーツケースでも引きずっていた日にはとても移動できません。

 僕はここで07:51発の京成臼井からの上野行き普通列車発606レに乗換えです。こちらの最後尾車両は3020番車。2003年、つまり僕が京成線新三河島駅近くに住んでいた頃に投入され始めた車両なので、なんとなく愛着があります。普通列車は混んでいるとは言えぎゅうぎゅうではないので、荷物があってもまあなんとか楽に日暮里まで進むことができました。まだ春休み中で通学生がいないというのもあるでしょう。日暮里着08:11です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013734.jpg 日暮里到着。

 日暮里からは、まず常連となっている北区西ヶ原の床屋へ行って散髪し、それから東十条へ回って銘菓「黒松」をおみやげに買い求め、それから東京駅へ。この日はどこの駅へ行ってもリクスーをそのまま入社後も着用しているフレッシュマンのグルーブを見かけます。初々しいです。僕にもきっとあんな時代があったのだ、きっと(笑)。

 そして次なる移動は、東海道新幹線

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013748.jpg こんな顔ばっかり。

 3月17日のダイヤ改正で、東京口N700系と700系だけになってしまった東海道新幹線。同じのばっかりでつまらないと思うのは鉄道ファンくらいのもので、車両性能を均一化させてより安全でよりフレキシブルでよりフリークエントなダイヤを実現するためにはやむを得ないことなのでしょう。まあ僕はまだN700系にそんなに乗ったことはないので、まだ新鮮感があるからいいですが(笑)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013739.jpg 東海道新幹線久しぶり。

 新幹線のホームにもフレッシュマンの姿が多数。これから入社後の研修にでも出かけるのかな。そんなフレッシュマン以外は、学生たちはまだ春休み中だし、新学期前の(あるいは入学前の)旅行にでも行くのか学生風のグループや、年配のみなさん、ご婦人方の有閑グループ(?)なんぞもたくさんいて、東海道新幹線ホームはあいかわらずのにぎわいです。

 僕は14番線から、11:00発の新大阪行き「のぞみ225号」に乗ります。時間帯のせいか新年度明けたばかりのせいかビジネス客も多くなく、車内は空席もけっこうあって、快適に名古屋まで前進。名古屋には12:41の到着です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013744.jpg ▲とても見やすいLEDを備えたN700系の乗車案内掲示。これからN700系の時代が続きますね。