2011年お正月はニッポンで（その53；京成本線）
▲日暮里駅に到着した 2011年1月6日、日暮里駅高架ホーム。
年末年始休暇も最終日です。1月6日は、新青森発07:32「はやて16号」→上野着11:02／11:10発特別快速3365M→日暮里着11:13／11:45発「スカイライナー27号」→成田空港着12:24／15:15発CA926便→北京着18:10という日程で動いたという話は、既にコチラの記事でご紹介済みですが、改めてレポートします。
吹雪の青森駅を発った「はやて16号」は、快晴の青空の下、首都圏を快走し、定刻11:02に上野に到着しました。僕はここで下車し、常磐線特快にひと駅だけ乗って日暮里駅へ移動しました。今回も新スカイライナーで成田空港を目指します。
高架になった日暮里駅下り線ホームもだいぶ使い慣れてきました。スカイアクセス線ができて成田空港駅などでは乗車案内やのりばがかなり複雑になりましたが、スカイアクセス経由の普通電車は青砥から押上、浅草線のほうへ入っていき、日暮里、上野方面へはスカイライナー以外ほとんど入ってこないので、日暮里駅での乗車案内はそれほど複雑ではありません。
特急成田空港行き11A09ﾚ。 お昼前でも日暮里駅下りホームには続々と電車が入ってきます。11:24発の1141ﾚ普通列車うすい行きは2003年、僕が新三河島駅の近くに住んでいた頃に導入された新しい3000形車両。6両編成で通勤型車両の主力になっています。先頭車両には3007番が付いていますね。
次に到着したのは11:32発の特急成田空港行き11A09ﾚ。3600形をベースにモデルチェンジした軽量オールステンレス鋼製通勤形車両で、1991年に登場して以来124両が活躍中の3700形です。8両編成を組んで特急として走ることが多いようです。
走り去る成田空港行き。 次は11:34発の普通電車津田沼行き1149ﾚ。これも3000形ですね。先頭車両には3023番が付いています。このあと11:41発の普通電車うすい行き1109ﾚがあり、その次にようやく11:45発の11AE03ﾚ「スカイライナー27号」がやってきます。派手さはないがスマートな新スカイライナーに乗ってしまえば、わずか36分で空港第2ビル、39分で終点成田空港です。
成田空港到着は12:24。北京行きCA926便まで3時間近くあるので、チェックインを済ませたあと、昼食もゆっくり楽しむことができます。特に第1ターミナル5階のフードコートは展望デッキに面していて、展望デッキにもテーブルがあるので、飛行機を眺めながら食事をすることもできます。
第1ターミナル展望デッキ。 第1ターミナルでよく目に付くのはノースウエスト改めデルタ航空の飛行機。北米便やアジア便でいったい一日何便飛んでるのかと思うほどデルタは多いですよね。僕は大昔に北京発成田行きに一度乗ったことがあるだけですが。しかし今回の震災で、デルタはせっかく就航した羽田便を運休するなど、残念な状況にもなっています。日本の空も早く元通りに戻ってほしいものです。
どこ行きかしら。 ふと見ると、A滑走路RWY34Lを飛行機が一機飛び立っていきました。ちょっと見慣れないマーキングだったので目をこらしてみると、おお！あれはアエロフロートではないか！13:05発のSU584便です。機材はA330。アエロフロートにエアバスなんて冷戦時代には誰が想像し得たでしょうか(^^)。SU584便は木曜日だけの設定で、行き先はモスクワ経由ローマ行きとなっています。モスクワ～ローマ間はA320に乗換ることになりますがフライトナンバーはローマまで通しということですね。
▲モスクワへ向けて飛び立ったSU584便。