2011年お正月はニッポンで(その54;巨大メニュー)
▲CA926便の機内食のメニュー。新聞よりでかいんじゃないかと思うほど。
2011年1月6日、メニューが大きすぎてめくれない。
さて、長々と続いてきた年末年始の旅レポもあと2回を残すのみとなりました。名残惜しいですね~(え、そんなことない?早く終われ?そう?)。
成田空港第1ターミナルでランチをして展望デッキで飛行機見て、セキュリティを抜けて、搭乗ゲートへと向かいます。15:15発の中国国際航空CA926便北京行きに乗るんだす。
でもって、この日は中国国際航空国際線ビジネスクラスデビューです。中国の航空会社なのでなんのワクワク感も期待もないが(笑)、人民たちとのゴミゴミ、ぎゅうぎゅう、どたばた状態に巻き込まれなくても済むかもと思うとそれだけでうれしい感じ(苦笑)。
通常B777で運航されるCA926便は木曜日と日曜日だけはB747-400が入るので、日本では退役が進むB747シリーズに乗りたいということもあり特にこの日を選び、事前座席指定でもアッパーデッキの83A席を確保していました。
ところが、チェックインのときにいきなり「あ、今日は機材が変わったんですよ」というショックなお知らせ(T_T)。そりゃないよー。
なんとびっくりしたことに、このB767-300は今どき3クラスで、Fクラス10席、Cクラス26席、Yクラス189席のコンフィギュレーション。普段CA925便で就航しているB777やB747-400が3クラスでの運航なので、B767が入るときも3クラスを維持しなければならないのでしょう。Fクラスになんて誰も乗ってないけどね。Cクラスのほうも26席のうち埋まったのは3席だけでした。
CA国際線Cクラス。
奥は最前列のFクラス。
CAはまいどのことながら第1ターミナル第4サテライトの46番とか47番のゲートに付くことが多いのですが、このあたりは出国審査を抜けてからいちばん遠いエリアです。搭乗して窓から見ると、中央ビルから長ーく第4サテライトまで伸びるウイングにアシアナ航空とユナイテッド航空の飛行機が付いているのが見えます。
この日の僕の席は、Cクラス窓側最後列の14L席です。着席するとお約束のウエルカムドリンク。僕のチョイスはもっちろんシャンパンさ!
2タミのウイング、長い~。
シャンパンでウエルカム。
さて、離陸です。雪のかけらも見られない関東平野上空を、遠くに霞ヶ浦、利根川を眺めながら上昇していきます。4ヶ月ぐらい前のことなので離陸したRYWは覚えていないのですが、この景色が見えるということはたぶんRYW34Rから離陸したのでしょう。
しかし冬の関東は天気がいいですなあ。この天気では富士山もばっちり見えそうですが、残念ながら席が右側なので富士山は見えません。機材がB747-400でなくなったことで動揺し、左側の席を指定するのを忘れたのが悔やまれます(笑)。
冬晴れの関東平野。
シートベルトサインが消えると機内サービスが始まります。赤ワインとナッツ類がまずはサーブされます。この様子ではビジネスクラスで赤ワインを飲むのは僕だけのようなので、せっかく開けたボトル、飲みきらないともったいないのでどんどん遠慮なくおかわりしちゃいましょう。ちなみに、赤ワインも白ワインもフランス産と中国産のチョイスがあり、僕はフランス産を選びましたが、中国産を選ぶ人っているのかな。
まずはワインから。
シートベルトサインが消えるとメニューが配られるのですが、これがあまりに巨大なので仰天しました。機内食のメニューがこんなにでかいとは!でかすぎて三つを同時に開くことは不可能です。
しかも三分冊になってます。食事メニューとドリンクメニューとお茶のメニューです。ドリンクとお茶のメニューにはそれぞれの飲み物についての解説やらうんちくやらがたっぷり書いてあって、ほとんど機内誌のノリですか。中国語と英語表記以外に、さすが日本線、日本語表記もございまして、それはまあ親切かな。
一つしか開けないよ……
▲日本語のページもあるので助かります。主食はビーフかシーフードのチョイス。