2011年お正月はニッポンで(その1;北京から旅が始まる)
▲北京08:40発の東京羽田行きCA181便。機材はA321。空には居待月。
2010年12月23日、天皇誕生日。
今日から、年末年始に帰国したときの旅レポをぼちぼちとお届けしようと思います。
年末年始休暇の初日は12月23日(木)、またも北京首都空港からスタートです。北京はそれほど寒さの厳しくない日が続いていましたが、23日の早朝は少し風が強めで寒さを感じながら空港へ急ぎました。
日本ではこの日は天皇誕生日で休日ですが、中国は平日だし、年末が近いと言っても中国は旧暦で年越しをするので年末ムードはないし、そのせいか出発ロビーは全然混雑していませんでした。するするとチェックインから出国審査、セキュリティチェックを済ませ、E34番ゲートまでやってきました。
E34番ゲート、搭乗開始。
僕が乗るのは08:40発の東京羽田行き中国国際航空CA181便です。このフライトには2009年12月にも乗ったことがあり、今回が2回目ですが、羽田空港の新しい国際線ターミナルがオープンしてから国際線で羽田へ向かうのはこれが初めてなのでちょっと楽しみです。
CA181便の機材は日本ではすでに見られなくなったA321。その向こうをタキシングしていくのは、香港ドラゴン航空のA330。07:50発のKA937でしょうか、それとも08:00発のKA905便でしょうか。ドラゴン航空、久しく乗っていません。久しぶりに乗ってみたいなあ。
その向こうには、RWY36Rをはさんで第2ターミナルビルが横たわっています。そして空には雲一つなく、快晴の青空にぽっかりと月が浮かんでいます。この日の月は十七日の月、つまり「居待月」で、まだ十分にまん丸でした。
バックに香港行きのKA。
中国では国内線も国際線も搭乗開始時刻は出発時刻の30分前なので、08:10に搭乗が始まりました。ざっと見たところ乗客はそれほど多くはなさそうです。
隣のゲートに見えているのはB-2499のレジをつけたCAのB767-300ER。そう言えばCAのB767ってほとんど見かけたことがないですね。もちろん乗ったこともないし。CAはあまり保有していないのでしょうね。このB-2499、どこへ飛んでいくのか、どこから飛んで来たのか、そんなことをぼんやり考えているうちに、自分が乗った飛行機のほうはドアクローズ。年末年始を日本で過ごすための旅がそろそろ始まりそうです。
▲隣のゲートのB767-300ERを眺めているうちにこちらはドアクローズでまもなく出発です。