毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

春の帰省の旅日記(その24;肩を並べるCAとCI)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000611.jpg ▲羽田13:50発北京行きCA182便。機材はB-6593のA321。

 2011年5月2日、羽田空港国際線ターミナル搭乗待合ロビー。

 羽田空港国際線ターミナル4階「江戸小路」の「和豚かつ仙」のランチで満足したあとは、出国審査を抜けて搭乗待合室へと進みます。この新国際線ターミナルを出発で利用するのは今回が初めてです。平日だからなのか震災の影響で利用者が減っているからなのか、出国手続はほとんど並ぶことなくあっという間に済んでしまいました。

 出国審査を抜けると、天井が高くなった吹き抜けっぽいホールがあり、正面には上へ向かうエスカレーターがあります。これで4階へ上がれば「TOKYO SKY KICHEN」なるエリアになっているようです。「旅立ち前のチョコッとメニューがたくさん揃って」いるらしいです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000556.jpg 出国審査を抜けたとこ。

 出国審査を抜けたその天井の高いスペースから両側に、各ゲートへとつながる長い廊下が伸びています。南側には105~110番ゲート、ど真ん中が111番ゲート、北側には112、113、114番ゲートになっています。免税店などショップが多く集まっているのは109~111番ゲートのあたりでしょうか。なお、1階に下りるとバスによる搭乗ゲート131~134番ゲートがあるようです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000600.jpg 北ウィング方向を望む。

 僕がこれから乗るのは、112番ゲートで出発を待っている13:50発の北京行き中国国際航空CA182便。北京発CA181便の折り返しです。北京~羽田間にはもう1往復CA183/184便が設定されていますが、震災による利用者の激減により、長く運休が続いていますので、北京と羽田を結ぶCA便はこの181/182便だけです。僕は4月16日にCA181便に乗って羽田へ来たわけですが、今度はその折り返しで北京へ戻るというわけです。機材はA321。レジはB-6593を付けているようです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000605.jpg CA182便が見えてきた。

 中国の航空会社は搭乗開始を出発時間の30分前と定めていますが、この日の乗客は非常に少なく、あっという間に全員の搭乗が完了してしまいました。しかし、すぐドアクローズとなりましたが、そのあとが動きません。やがて機内放送で「北京からの指示により、しばらく出発を見合わせます」という案内が。あとからわかったところでは、この時間帯の北京上空の天候が悪く、一時離発着がストップしたためのようでした。

 待たされている間、窓の外を眺めていると、見えるのは中華航空A330。12:55に到着したCI220便の折り返しで14:40発CI221便台北松山行きです。

 思えば、中華航空と中国民航を同居させないために、成田空港ができたときに中国民航だけが成田へ移り、中華航空が長く羽田に残っていたという歴史があることを知る人もだんだん少なくなっているのではないかと思われますが、羽田空港で再び中国大陸系航空会社と中華航空が翼を並べることになるとは、ちょっと感慨深いものがありますねえ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000615.jpg ▲CA182便の機窓から見えたCI221便。羽田でこの二つの翼が再び並ぶことになろうとは。